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2013年4月13日 (土)

メタボリックドミノ

内臓脂肪とメタボリックドミノ、、、、
一気に進む生活習慣病という話。

生活習慣病の起点は、内臓脂肪による肥満。これが起点で一気に重症化する。これがメタボリックドミノ、、、上手い表現である。

内臓脂肪肥満から、高血糖、高血圧、脂質異常、それを経て脂肪肝、糖尿病、動脈硬化、慢性腎臓病、心筋梗塞、神経障害、失明、腎不全、認知症、脳卒中、心不全、癌と一気に進行する。

その典型的なケース。
50代の男性をサンプルに、、、、20代では肥満ではなかったものの、就職後、外食、喫煙、飲酒、、、、30代で170cmで78kg、自覚無く40代になり高血圧、高血糖、、、、その後50代で心筋梗塞を発症とのこと。

興味深いのは、認知症、癌に関連性が在るとの事。一つの臓器の異常は、間違い無く他の臓器に影響する。その影響の伝播が様々な疾病を引き起こすということである。

このドミノを引き起こすかどうか?その分かれ目は、内臓脂肪を溜めるかどうか?であろう。

脂肪っていうのは、今更だけど、内臓脂肪と皮下脂肪に分けられる。皮下脂肪というのは横腹が摘める肥満。内臓脂肪というのは摘めない肥満で分ける事が出来るけど、内臓脂肪が内臓に付着していると、脂肪は様々な臓器に影響を及ぼすという。
そんな内臓脂肪を溜めない事が大事。内臓脂肪を蓄えない生活習慣を維持するのが重要で、食べ過ぎ防止、運動不足防止しか手は無いそうだ。

番組では、早い段階から医療行為を受けて投薬を受け入れて、、、というのが重要。そんな早期の投薬は10~20年後まで効果が続くとのこと。
この糖尿病、高血圧防止に長期に作用する事を『メタボリック・メモリー』というそうだ。

このメタボリックドミノの発症可否に影響度の高いのは、遺伝子だそうだが、実は生活習慣を改める事で遺伝子の働きは変わるという。

ここ最近、このような40代後半から50代で重篤な患者を例に内臓脂肪のリスクを特集した番組を見る事が多いが、、、、、そういう患者とドンピシャリの年代の自分が、冷静に見られるのは、、、やはり2005年、今から8年前の30代から始めた体質改善のためのライフスタイルのフルモデルチェンジ、、、、今考えれば、あの時のあのタイミングが全てだったと思う。

その後、身体は実に良い状態を保っている。実に有り難い話だ。

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