NASH(非アルコール性脂肪肝炎)
肝炎には何種類かある。
一つは、酒の飲み過ぎであるアルコール性脂肪肝炎。
他には、アルコール摂取していないのに、アルコール性脂肪肝炎と同じようになる非アルコール性脂肪肝炎。更には、ウイルス性肝炎がある。
この中で、非アルコール性脂肪肝炎について。この肝炎、実は正確な原因、治療法は判っていないそうだ。ただ言えるのは、そのような状況となった脂肪肝は、脂肪を消費して無くす、所謂、ダイエットによって改善可能なんだそうだ。
この非アルコール性脂肪肝炎、略称NASHは、栄養過剰となるような食生活等によって陥る事が多いそうだ。
番組紹介では、栄養の摂取が夕食中心で運動不足も重なって体重が10kg増えた人等が取り上げられていたけど、そういう生活サイクルによって陥りがちだとか、、、
このような肝炎、恐ろしいのは自覚症状が全く無い事。
自覚するとすれば、健康診断の血液検査の数値で自覚するしか無いそうで、特に、γ-GTP、GOT、GPT、ALP辺りの数値を注目すべきだそうだ。γ-GTPが正常値にあるのは大事だけど、教えられた目新しい情報としては、GOTとGPTの大小関係。これ、GOT>GPTであるべきだそうで、これは見落としがち。要注意である。
因みに、計測項目別の正常範囲は下記の通り。
1).GOT:標準値が8~40IU/l
2).GPT:標準値が5~35IU/l
3).ALP:標準値が105~340IU/l
4).γ-GTP:標準値が0~70IU/l
それで、GOT>GPTだそうだ。
自覚症状がなくても、数値が正常範囲になければ、即、医師の診断を仰ぐべきだろう。
ところで、NASHによる脂肪肝、なってしまうとどうすべき?っていうと、肝臓に優しい食事を心掛ける等が必要ということ。肝臓は本来は解毒を担う訳で、逆に言えば、肝臓を酷使しなくても済むような食材で食事を摂取するのが良いということ。つまり、アルコールを控え、油を控え、甘いモノを控えるということ。そういうモノと対極にあるような食材として良く言われているのが、大豆系、しじみのみそ汁、ウコン、牛乳、、、、他にも調べれば簡単に出てくるので、そういうのを参考にした食生活の改善が有効だとか、、、
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