きょうの健康!
連休明けのEテレ、『きょうの健康』は、『サイクリング 安全に楽しむには』と題してスタートだ。
5月という季節、サイクリングを取り上げた番組が増えてきた。連休最終日にはNHKのBSでチャリダーと題した番組が紹介されていて、芸人さんがロングライドを目指すというストーリーで番組が構成されていたりした。
今回は代表的な有酸素運動の一つとしてサイクリングを紹介。特徴としては、膝への負担が少ない事。それと、ウォーキングで鍛えられない下半身の筋肉を広範囲で鍛える事がメリットとのこと。
そこで、サイクリングの脂肪燃焼の効果等を調べる。
被験者は165cmで90kgのメタボ体型の人。安静時の心拍数は77bpmの方にサイクリングでの脂肪燃焼効果を調査。
調査では、30秒毎に負荷が増えて運動強度が高くなる。2分後に85bpm、更に運動強度を上げると、、4分後で95bpm、脂肪燃焼の効果を示す数値が最大。
因みに、ウォーキングでは四分後に105bpm、脂肪燃焼効果は自転車の1.3倍となっていた。
脂肪燃焼でいうと、ウォーキング程の脂肪燃焼効果は得られない。但し、心拍数は上がりにくいという傾向。つまり運動強度が上がりにくいから長く続けて行えると言う事が示されていた。
そんなサイクリング、安全に行うには、どんな注意が必要か?も解説されていた。
第一は、分かり切った事だけど、交通ルールを守る事。特に、右側通行しない。歩行者最優先、夜間はライト必須という事が取り上げられていた。他には、蛍光色の服装、ヘルメット等の装備も効果的とのこと。
自転車の調整では、サドル高さがとても重要との説明。実用用途では、停止時に両足がべったり付く位置に!との事だけど、スポーツサイクリングの際には、ペダルの下死点で脚が丁度伸びて、脚の裏がペダルに接地する位置に揃えるのがベターとのこと。
あとは、運動不足の方の自転車乗り準備運動としては、太股の前を伸ばすストレッチ、前屈、それから脹ら脛を伸ばすストレッチ、脚を開いて内股を伸ばすストレッチ、最後が体側を伸ばすストレッチが必要との説明。
マトメとしては、サイクリング、ルールと筋肉を守りましょう!との事。
今回の番組は、完全なメタボ体型の運動不足な方対象の内容。しかし、今の時代、健康増進に自転車を始める場合、こういう内容から徐々に取り組むというのが正しい接し方のように思う。
いきなり素人がバリバリのロードにレーパン、レーシャツ、ビンディング、、、、そして、ロングランとかヒルクライムとか、、、それはチョット違うような気もする。
このNHKのEテレのきょうの健康って番組、内容が背伸びしていないのが、大変宜しい!中高年で時限爆弾を抱えたような方には特にお奨めである。
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