赤肉で糖尿病リスク、、、それから思う事。
男性は赤肉を食うと、喫煙等のリスク補正した上で、糖尿病リスクは食肉摂取が過剰となると1.36倍、特に赤肉の牛肉、豚肉を大量に食べる場合では最大で1.42倍にもなるという。
量的には85gのハンバーグを毎日食べる程度でリスク増大するという。
なお、女性は非該当。
理由は、赤肉(牛、豚)で鉄分過剰となりインスリンの効きが低下するのが理由だそうだ。
対策としては、鶏肉、魚を食べる事だとか、、、NHK、お昼のニュースでの話。
所謂、鉄分過剰症。
過剰と言えば、、、思い付くのはサプリメント生活。
サプリメントというと特定成分濃縮物質、、、これを過剰して食べると、当然、特定物質の過剰摂取に繋がる。
因みに、過剰というのは絶対量だけではない。ある成分を摂取すると並行して摂取せざるを得ず、食材なら一定比率で摂取出来るけど、サプリでは、成分組成も非常に偏った状態となる。濃度過多は量過剰以上に物質移動に影響を与えるのは、常識。
そもそも、物質移動の推進力の多くは濃度勾配、、、、常識だ。
過剰摂取、濃度過多、、、、ろくな事無い。
但し、そう言って肉を敬遠するのもナンセンス。所謂、毎食肉ばっかりがNGということ。肉に含まれる鉄分、必要なのである。鉄分というと、赤血球中のヘモグロビンの成分で、各細胞へ酸素を運ぶ働きをしている。また、成長促進や免疫力増進に関わり、酸素の活性化、栄養素の燃焼にも関係する。そもそも、鉄は吸収率が低くいため、不足しがちなミネラルであり、鉄が不足すると、鉄欠乏性貧血、めまい、疲労、免疫低下、集中力低下、下痢や便秘などの症状が現れるのだ。
要はバランスなのだ。肉を大量に食っても、野菜、魚肉、穀類も大量に食う。そして、大量に運動して体型が維持できていれば、基本的に問題無いだろう。摂取養分バランスが偏った状態が一番拙い。偏った状態というと、濃縮摂取、偏食ということ。サプリ、トクホ依存、偏食しなければ問題無い。食事量が大量か否かは、体型を観察していれば判る。体型こそが、食事と運動の収支の結果だからだ。物質収支を整えた上で、バランスを自然に保つ事こそが一番理想的だろう。
何故に、現代人は気付かないのだろうか?自然が一番なのに、、、、サプリ、トクホ、プロテイン、、、、人類進化の歴史の長さに較べると、極浅い期間の知見の結果に過ぎないのに、それを簡単に信じる思考回路が個人的には理解出来ない。
トレーニングもダイエットも食事も、、全てナチュラルに行うのが一番イイ。時間が掛かって効率が悪いと言われても、それが一番自然。自然なモノが一番イイのだ。
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