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2013年5月24日 (金)

続・株価急落の翌日

昨日、2008年にアップした株価暴落に関する記事へのアクセスが増えた。
まぁ、昨日の株価急落を受けての話だろう。

しかし、昨日の急落は、せいぜい7%チョイの話。確かに1143円の急落だけど、前回の記事にも記載したように、今日は最低でも400円、よければ600円程度は値を戻すだろう。

そもそも、長期金利が急上昇、、、、といっても0.8~1%の話。金利の絶対値で見て高いという判断をするなら、、、、2.5%を越えたくらいからの話。

政府、日銀が金利上昇に敏感だが、過度な低金利で設備投資云々を刺激するという事自体がナンセンス。為替誘導、量的緩和を行うなら、金利までも過度に低く保つ事自体は反動を考えるとナンセンスであろう。金利を低くというのは、為替、量的緩和政策に対する相対性の話で低く保つ事で良いわけで、絶対値を低くというのとは違う。

今の論調は、絶対値でも低く、、、、という事と見誤った意見も多くないだろうか?

先の読めない未来へのツケを先送りするという長期金利の過度な抑制は基本的に慎むべき。設備投資とか住宅ローンとか、、、、そういう未来設計を甘い見積もりで走らせるボリュームを増やすだけ、、、、それこそ、結果的にはバブル崩壊とか、サブプライムローン問題と同じリスクを抱えるだけではないか?
金利を低く抑えるとしても、抑えるべき敷居値を1%というのは誤りでは無かろうか?それで、1.2兆円の資金投入するというやりかたは、金融政策としては、タイトロープすぎる。それよりも、インフレ目標を掲げるならば、同時に、金利維持の目標値を明確に宣言する方が望ましいように思う。為替設定、インフレ目標、株価指標を考えると、、、金利維持の目標は過去の実績を考えれば2.5%程度迄は市場に任せる事。そして、明確に2.5%をターゲットにするという宣言を行う方が、良好な未来投資マインドを刺激出来るだろう。

そんな事より、、、、、取り敢えず、今日は15200円程度迄は回復するだろう。

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