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2013年6月24日 (月)

iPS細胞

少し疑問。
成長と共に特化した各器官、各組織の細胞。これを特化前の状態に初期化して、必要な器官や組織の細胞に変化させる事が出来る、、、まぁ、凄い話だけど、一つ疑問。

一般に、変化というと基本は不可逆変化である。

の筈だけど、初期化状態から成長、分化、特化して各器官、組織向けに変化を遂げた細胞というのを、本当に元の初期化状態に戻せるのだろうか?

物凄く不思議というか、、、何か見落としは無いのだろうか?

直感的に、、、このような複雑な物質である生体細胞を元の状態に戻す事が出来るのだろうか?細胞が組織に併せて変化するというのは、何らかの信号を受けての変化の筈だけど、そのシグナルを受け取る部分の機能が何度も受け取れて、何度も変化するというのは、生物の進化から考えると無駄な機能のようにも見える。シグナルを受けて適応していくというプロセスは一つの細胞が担う機会は本来は一度の筈。一度の適応化が図れれば良いとすれば、そこに複数回の変化に対応する必要は無い筈。その機能は、本来の様々な機能の集大成として形成されているのだろうけど、一度で良い機能を複数回提供可能となると、生物本来の進化の方向性とは一致しているとは言い難い。生物の進化というのは、非常に洗練されて無駄の無いモノだと考えれば、一見、初期化後の再適応という変化が再利用可能と見えても、実は違うのでは?そう考えると、何度も初期化し、思い通りに作れたように見えて、実は、本来的に一度の適応化によって出来たモノとは決定的に違う要素が、今は気付いていないだけで、実は隠れてはいないのだろうか?

技術的には賞賛に値するし、治療の可能性は無限に拡がるかも知れないが、そこには何か現状では想像出来ないモノが潜んでいるような気もする。

どうも、個人的には直感的にだけど、世の中の変化は、全て不可逆変化、、、、だと思う。自分が信じる宗教、、、それは、熱力学の法則。これが絶対神であり、それを覆す事は出来ない。その思いは今でも変わらない。そう思うと、やはり初期化でリセット、、、時間を戻す、、、これに対する違和感は拭いきれない。一見、戻せて、適応させて作り替えが出来たとしても、、、細胞の持つ様々な特性全てが、自然な状態と完全に等価と言えるのか?その辺の話には凄く興味がある。

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