もうすぐルマン
ルマン24時間耐久、もうすぐだ。
ルマンというと、日本全国的な印象としては、トヨタのハイブリッドレーシングカーであるTS-030がどうよ?って事だろうけど、広島人としては、やはりマツダだ。
マツダとルマンの歴史は長い。
最後まで走りきったけど停止時間が長く完走扱いにはならなかったけど、マツダ・ルマンMC74が印象的。前年のMC73も12Aロータリー搭載のルマン参戦車両だけど、MC74は、トミカのミニカーにもなって小学生の自分には印象的だった。
マツダのルマン参戦が本格化したのは、SA22C型RX-7ベースのGr.5レーシングカーである。252、253、254での参戦では、予選通過するかどうか?が戦いのレベルだった。
その後、Gr.C-Jrクラス、C2クラスのエントリーということで、純粋なレーシングカーである717C、727C、737Cで参戦。ここではクラス優勝を狙う体制、その後、マルチローターロータリーエンジンで総合優勝狙いをIMSA-GTPクラスで参戦。757、767、767B、787、787Bで参戦を繰り返し、1991年には787Bで総合優勝という最高の栄誉を得たのが印象的。
因みに、マツダ本体としては翌年の1992年がルマンラストチャレンジ。最後のモデルは3.5LのNAエンジンでMX-R01ってモデル。これは序盤の雨中を激走し、最初の1時間の順位がトップだったのが印象的だった。この年は、レシプロ挑戦初年度、シフトリンケージ破損というトラブルに見舞われながら4位という戦績なのは賞賛に値する。
その後、マツダ本体としてのルマン参戦は行われておらず、マツダスピード、或いは、寺田陽次郎選手のAUTO-EXEでの参戦が行われていたが、ワークス時代の4ローター700PSクラスには遠く及ばず、4ローターで480~490PSのエンジンだった。
1992年のルマン参戦から21年ぶりの今年、今度はスカイアクティブディーゼルでルマンに再登場とのニュースが報じられたのが昨年2012年の事。
そして、そのエンジンを搭載したマツダ6(アテンザ)が、今年のディトナ24時間にエントリー。この参戦では残念ながらリタイヤとなったけど、このシリーズの四戦目、ロレックス・グランダム・ レースでクラス優勝を果たしたそうだ。
さて、いよいよルマン、どうなるか?結構楽しみだ。
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