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2013年7月 2日 (火)

肥満と腸内細菌

肥満で腸内細菌が変化して肝癌発生リスクが高まる、、、、

ニュースによると、、、

『研究チームは発がん性のある化学物質を低濃度でマウスに塗り、高脂肪食を与えて肥満させたところ、肝臓がんを発症した。肥満させなかったマウスは発症しなかった。
 詳しく調べたところ、肥満マウスの腸では、通常のマウスに見られない細菌が増えていた。この菌が作り出した特殊な酸が、門脈を通じて肝臓に移行。一部の細胞に損傷を与えて肝細胞の異常増殖を起こす物質を分泌させ、がんを引き起こしているとみられる。』

とのこと。

話の内容は良く判らないけど、人体というシステムは複雑に絡み合っている。システムの安定状態というのは、所謂平衡状態であり、或る方向の変化と逆方向の変化が見かけ上釣り合っている状態。複雑なシステムでは、各パート毎に変化が平衡状態にあるということ。

逆に、安定状態を逸脱した状態というのは、平衡が保たれていない状態であり、それは身体のシステム自体が不安定な状態であり、不安定な状態では、常に安定状態に戻ろうとする状態を越えた異常状態が持続しているということで、その異常状態が身体の変化の異常性の結果である癌を発症する要因となっているのは間違い無いだろう。

不健康というのは、身体の収支破綻、、、、つまり、その結果が肥満だったりするわけだ。肥満というのは収支破綻の一つの結末であり、肥満が結果的に癌のような異常性を発症するというのは、正にその通りだろう。

その癌発症の一つの説として、ニュースにあるような腸内細菌の変化が認められたと言う事。
将来、人体システムの解明が進めば、更に色んな異常兆候を発見するかもしれない。

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