血管の弾力性
血圧測定を毎日、随時行っている。血圧は確かに変動するけど、変動幅は±10mmHg程度だ。割合にして±8%程度である。
血圧を測定すると、心拍数も計測される。心拍数の変動幅は?っていうと、安静状態で朝晩で違うけど、今の時期なら低い時で45bpm、多い時で55bpmというところ。
しかし、入浴後は跳ね上がり60bpm以上となることもあるし、スイム後、自転車後では80bpmにもなる。更に、心拍測定しながらのピスト走では200bpmを越える事もある。
心拍数が4~5倍なるけど、血圧変動は±8%程度、、、、因みに、心臓というと一種の往復動ポンプで容積ポンプ。心拍数に比例して拍出量は増加するもの。心拍数が通常4倍、5倍になるといことは、拍出量も4~5倍となるわけだ。
血管の圧力が不変と考えると、血管の容積も4~5倍になるのだろうか?
血管の長さ自体は変化しないだろうから、断面積が4~5倍、、、つまり直径でいうと2倍以上に膨らんでいるということだろうか?
以前、季節での血管の膨張収縮ネタを記事にしたことがある。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2010/07/post-58d8.html
けれど、季節変動以上に活動変動は大きい。
勿論、動脈、静脈、毛細血管、、これらが全て等しい割合で膨張収縮しているわけではないだろうけど、直径で2倍以上に太さが変化するとなると、内壁についた柔軟性の無い血栓のような堆積物は、生活活動による血管太さの変化によって剥がれ落ちるリスクは当然有り得るわけだ。
運動すると健康に良い!という話は聞くけど、血栓が出来て動脈硬化等が進んだ人に対しても運動を盲目的に進めるということは、こういう梗塞のようなリスクも抱えかねないとも考えられる。
やはり、血圧が高くなる前に、コレステロール値が高くなる前に、中性脂肪が高くなる前に、、、、その前に運動を行って血液の成分を正常に保つ心掛けが大事と言う事だろう。
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