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2013年7月27日 (土)

小径車のネガ

小径車のネガ、、、ホイール慣性とか言う人が多いけど、実はそんな影響は無視しても構わないと思う。勿論、小径故にホイール回転数が高くなり、軸受の摩擦係数、、、、当然、そんなモノはあるけど、実感としては無視した心境だ。

では何が?っていうと、、、

ひとえに、ギャップを乗り越える時に車速を落とす方向に作用する力の大きさの違い。コレに尽きる。

小径車にのって思うのは、キレイな路面では差程ハンディを感じる事はないけど、荒れた路面での失速の度合がフルサイズに較べると顕著、、、

小径と大径が同じ凹凸を乗り越えるとすれば、乗り越えるギャップの接触点と接地点のタイヤ円周上の二点をハブ軸を結ぶ中心角がホイールサイズに応じて代わってくる。小径程、中心角が大きくなる、、、、大きくなる程、衝突時に受ける力の車速を殺す方向への分力が大きくなる。それが減速加速度の大小として効いてくるのか?

となると、、、小径でギャップ凹凸による減速効果を最小にするには、、、、ギャップを乗り越える際に力を穏やかに受けるようにするのが大事ということ。

つまり、小径こそ、減衰特性、弾性特性に配慮したようなサスペンションシステム、或いは、非線形変形をさせる領域を考慮した空気圧指定を行ったタイヤが重要になるのでは?と考えたりする。

小径車の乗り心地を良くする事が、小径車のギャップによる減速を抑制する事に繋がる。

小径をフルサイズ同様に、高圧の幅細タイヤで抵抗を下げる事に注力したとしても、ネガは残ったまま、、、、小径ならではのアプローチをした方が結果として良い結果をもたらす可能性もあるように思う。

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