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2013年8月10日 (土)

国旗のデザイン

日本の国旗、日の丸、所謂、日章旗だが、、、白地に赤丸、、、実にシンプルで、それでいて判りやすく個性的、、、使う色も二色。

この紅白というのは、日本ではめでたい場所では普通に使う色会わせ。運動会の組み分けも然りだし、縞飾りで紅白というと、めでたい象徴、、、、そんな色併せ。

個人的には、世界的にみても秀逸なデザイン、配色だと思う。

ゴチャゴチャ複雑なデザインとか、遠目に見えないような詳細なデザインより、遠くから見ても一発で判るコントラスト鮮やかでシンプルなデザインは、象徴旗としても秀逸。

そんな日章旗と似た旗で、旭日旗というのもあるけど、これも日章旗をベースに日射が表現されているようで、更にめでたさを表現した旗という印象。
旗の印象としては、古い旗、そして勢いを感じさせるモノ。但し、昔の軍隊、今の自衛隊にも使われているので、めでたいという印象の他に、軍旗的な印象を持つ人も少なくないだろうが、由来を考えると軍旗としてよりも、めでたさに輪を掛けた昔のデザインという印象の方が強い。単純にデザインとしては、太陽から日が降り注ぐ感じで、更にめでたいという印象が強い。

これらの赤白の配色は、ナショナルカラーとして定着しているし、日本の個性という意味では非常にカッコイイと思う。第一期のホンダF1のカラー、昔のカタクラシルクのホワイトに赤の胴抜きカラー、、、、なかなかのもんだ。

世界の国旗のデザインを見て、象徴旗として遠目に直ぐ判る、、、そういう旗は、欧州の国々に多い。二色、三色で横割り、縦割りの旗とかのデザインも、遠目に直ぐ判る。ドイツ、イタリア、フランス、、、、これらの国々の国旗のデザインも、やはりシンプルで直ぐ判るという意味で相当に秀逸なデザインだと思うし、配色、色彩も国のカラーを良く表せているように思う。

遠目に見て一発で判るようなデザインというのは、国旗として必要な最低条件だと思う。そういう条件を満たした旗というのは、何れも長い歴史を持つ国家の旗であることが多いように思う。長い歴史の中で親しまれてきたデザインというのは、国のアイデンティティとして確立しているが、アイデンティティというのは体制毎に変わったり、都合で生まれるようなモノでもない。長きに渡って同じ旗の下に集えるというのは、旗の起源というモノがどうか?とか、そういうモノを含めて育まれてきたか如何によるような気がする。

日の丸というのは、太陽信仰の日出ずる国、、、というくだりではないが、古代から既に生まれていた思想の具現デザインであり、そこから変わらず使われているという歴史というのは、やはり誇るべきモノのような気がする。

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