五十肩擬き、、、、
医師の診断も間違える五十肩擬きの症状があるそうだ。
さて、この肩が痛い時、、、、どうすればよいか?NHKのチョイスよりの情報だ。
因みに五十肩、これは痛くなると手が上がらない、就寝時も痛くて眠れない、寝返りも出来ない、服を脱ぐのも大変、、、、そして、肩の動く範囲が狭まるとか、、、激しく痛い時(急性期)は安静、四ヶ月程度経過すると痛みが取れる(慢性期)のでリハビリ、、、これが基本だったけど、似た症状ではどうか?
その症状は、肩の痛みと、動きが悪い時期が延々と続くという症状、、、下手すると6年とか、、、そんな長期に渡る。安静にしていても痛い、、、
さて、この五十肩に似た病気、、、それは何か?
ある人は、五十肩と診断されたのだが、痛みと動きの悪さは永遠に続く、、、、その期間は6年半、、、因みに、痛みの発症は筋トレを励んでいた時だそうだ、、、、感覚としては、ペキッとした感じ、、、、すると、肩から背中に掛けて痛みが延々と続く、、、、この診断は五十肩だったそうだ。
肩を暖めたら良いという五十肩の処方も効かず、、、、
で、別の医師にかかると、、、、『石灰は簡単にとれますよ!』との判断。
それは、、、肩の筋肉の中に石灰が溜まる、石灰けん炎、、、施術は筋肉に小さい穴を空けて石灰を取り除く処方をほどこすと、、、、肩に痛みは完全に無くなったという。
何故に間違ったのか?そもそも、五十代近辺で肩が痛くなる病気を五十肩、、、と呼んでいたのが間違いの元。今では五十肩と石灰けん炎は別の病気としているが、昔は一緒くただったそうだ。
因みに、痛みは五十肩が50%、石灰けん炎は3%というそうだ。
そんな石灰けん炎の特徴、、、、それは、石灰が砕けてバラバラになった時に激しい痛み、、、、石灰が筋肉の中に漏れだすと激痛、、、そんな石灰は、女性に多く溜まりやすいモノ。患者の7割が女性で40~50歳代に多いそうだ。そんな石灰は、砕いて散らしたり、吸引したり、掻き出したりして取り出す事で治療するという。
他にも五十肩に似た症状の病気があるという。
その人の場合は、朝目覚めると首が回らない、肩が上がらない、、、五十肩のような症状だったそうだが、その対応でも改善が見られない、、、、そこで診断の結果は、、、画像診断(MRI)で観察すると、、、筋肉に穴、、、つまり、腱板断裂という症状。エックス線では骨、石灰を見る。MRIは腱板、筋肉を見る、、、肩の画像検査では場合によってはMRIも必要なのだ。
小さい断裂では肩が上がるけど、大きい断裂では肩が上がらない、、、、この断裂は年齢、つまり加齢によって切れるというモノ。50代以降増え始め70代以降で顕著となるそうだ。
治療は、、保存療法では注射、経口薬の投与、期間は4ヶ月まで、、、但し、激しい運動は控えるべきということらしい。激しい運動はボール投げ、ウエートリフティング等。
なお、断裂は一度空いたら戻らない、、、そして、年単位で断裂が拡大する可能性もあるそうだ。
但し、運動を含めて機能を回復させるには、、、手術、、、つまり、切れた腱板を繋ぐ手術である。手術後は1~2週間の入院、、、肩の固定が4~5週間、更に、動きを回復させるのに半年以上、、、、非常に長い期間が必要なのだ。この手術~固定、リハビリ、、、この期間を確保できるかどうか?が非常に大きな決断が必要となるそうだ。
このように、五十肩と似た症状を持つ別の病もあるという、、、気を付けて無意味に痛みを長期化させないように医師の診断を早く仰ぐのが大切ということ。
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