« シングルスピード、、、 | トップページ | 血液管理 »

2013年8月 3日 (土)

集落の掟

山口の5人殺人+放火の犯人、、、、置かれた境遇を考えるに、日本の集落の恐さを少々感じる部分もある。

集落の中のローカルルールは露出する一般の道徳、法令と照らし合わせると、必ずしも一致するとは限らない。
その乖離は、集落内の世代ギャップ、居住年数ギャップで生まれやすい。そのギャップの溝に拘りすぎると、、、そういう不幸が生まれるかも知れない。それは伝統的なモノのように思う。

事実、そういう背景を含めて、昔から『村八分』と言う言葉がある。

そう言えば、自分の住むエリアでも集落の独特な価値観とか意識があるような気がする。

団地だけど、古い団地、、、但し、昨今の住宅開発で区画毎に世代が異なる、、、となると、旧世代の常識がマジョリティならそれが社会通念を凌駕することも少なくない。その違和感を何処まで受け入れるか?そこに染まるか?或いは、一線を画すか?

団地内の夜間路駐、、、、結構悲惨、、、年寄りの右側逆走とか、、そういうのも普通、、、それが当然、それにクレームというか注意は殆ど無視、、、へたすると嫌がらせを受けることも、、、

我々、子育て世代からすると、子供が散歩する道路に24時間路駐で、配送の車がクランク走行すると、結構、ヒヤヒヤである。
ただし、昔から住んでいる世代は、道路を24時間ガレージ代わりに使うことは全然OKなんだろう。それ故に、車の影から子供が飛び出て配送車と事故が、、、なんて事は考えないのだろう。自身は、子供の安全を考えるので、極力、そういうエリアに子供を近づけない。

しかし、児童公園の周辺は対面路駐を含めて滅茶苦茶だ。それでも、停め主が昔から居住している老人だと、それが正義となるわけだ。

他にも色々ある感じ。

このように、単に長く住んだ年寄りの意見が全てにおいて正義のような風潮もコワイ。果たして、三十路より、四十、それより五十、六十、爺さんの意見が正しいか?というと、それは違う。
先日の酔っぱらいの記事ではないが、還暦でも缶ビール片手に子供に怒鳴り散らし正義を語る奴もいる訳だ、、、、コイツも、自分の年齢で正義というか主張を通す訳だから、、、

こういう集落毎の独特な空気、、、、これに距離を保てず、拘りすぎるとストレスを溜める。

すると、上述の悲惨な例も起こりうる、、、、コワイ話だ。

日本の部落、集落、、、結構、コワイ部分があるような気がする。当然、殺人の罪を犯すのはアウトだが、それに到る背景を考えると、、、、社会の闇のようなモノがあるような気がする。

|

« シングルスピード、、、 | トップページ | 血液管理 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 集落の掟:

« シングルスピード、、、 | トップページ | 血液管理 »