DHバー、快適だが、、、薦められないなぁ
週末走行用のピスト、シート角は75°だけど、フォーク交換で実質は75°以上のシート角になっている。これに、スペーサーレスでステムを付けて、ハンドルの下通しでDHバーを装備している。結構な前傾姿勢だ。
しかし、運転中に前傾を感じる事は無い。土曜日はDHバーを握ったポジション主体で70km弱を走行するし、日曜日は30km強を走行している。DHバーを握ったポジションは、休日早朝の郊外の道路(車道)を走る時のポジション。
不思議と、、、、前傾度が大きいけど、首も腰も何処も痛くはない。アームパッドに腕を載せているけど、体重を預けている訳でもない。走行中に腕を浮かせる事も普通に可能。アームパッドには添えている程度。
ポジション的にキツイ感じは無い。
漕いでいる時の印象、、、、脚だけでなく、腹筋、上腕、胸筋もペダリングに連動して使っているのは判る。上体の筋肉が確実に反応して動いているのが判る。この感覚は通常のロードバイクを漕いでいる時とは明らかに違う。
使える筋肉の部位が違うというか、、、使える筋肉が増えるという感じ。それ故に、ポジションによる空気抵抗の違いと併せて、高い出力+低い抵抗で、より高い速度域を楽に維持出来るのである。深い前傾度であっても骨盤周りの角度は適正に保たれるからプラサドル等でも股や尻は痛くならない。実際、自分はカシマの5ゴールドのカチカチサドルだけど全く問題無い。
但し、、、上体の筋肉の使い方、、、使える筋肉を身体に装備していなければ(腹筋、背筋という上体の筋肉で前傾したフォームを自然と支えられないのなら)、、、逆にデメリットの方が多くなる。高い前傾度を保つためだけに疲労だけ感じたり、腕で体重を支えたりすると、腕も痛くなる。背中より上を腕で支えると首も痛くなる、、、、となると、逆にロードバイク以上に疲れてアベレージも下がってしまう。
DHバーを使うなら、、、腹筋+背筋+ベンチプレス+アームカール、サイドベンド等の筋トレでお腹より上の筋肉を相応に身に付けないと厳しいかも、、、でも、それが出来れば異次元を体感出来ると思う。
ただ、同じDHバーでも、ロードバイク等に装備する時はポジションは違う。ロードバイクの場合は、シート角で74.5°程度、前傾度もそれ程でないので、DHバーはハンドルの上通し。ポジションが違うので漕ぎ方も違うけど、ロードバイクでのDHバーっていうのは、ポジションの選択肢を拡げ、握る場合は前面の投影面積、形状を変えて空気抵抗を少し緩和したい程度の意味合い。勿論、上体を腹筋で支えるだけの余力は大前提だが、、、
勿論、キツイ感じはないし、通常のポジションは通常のハンドルバーを握る方が多い。
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