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2013年9月30日 (月)

児童の列に車が突っ込んだ報道

18才の少年が運転する車が小学生の集団登校の列に突っ込んだ。
左折段階で踏みすぎて、、、恐らく、ビックリしてアクセル戻して巻き込んで、左ガードレールに突っ込んで、反動で右のガードレール、歩道の児童をなぎ倒して、塀を飛び越えて民家に激突、、、、それで、小学一年生の男の子が重体、、、、

この運転、許されるモノでは決してない。

ただ、、、少年的には、パワーのあるZで曲がる時にケツでも出したかったのだろう、、、、免許取り立ての少年の衝動として、、、何も考えずにやってしまったのだろう。
恐らく、車好きなら誰もが似たような事をしたり、したいと思う年頃だろうが、やった場所が悪かった。

この事件の報道で見て、チョイ違和感を感じたのは、、、、、近所の大人の感想、、、車のハンドル換えた?シフトレバー換えた?ホイールセット換えた?マフラー換えた?

それと暴走は関係無いだろう、、、、車が好きな人なら、極、当たり前の行為だろう。マフラーといっても、今時、直管では無いだろうし、規制内の車検対応品だろう。恐らく、気持ちよく開けて走っていたのだろう。

ただ、この社会では、決して起こしてはならない事故を起こすと、、、当人の背景、行動の全てが否定されるような報道を良しとする社会。或る意味、ちょっと怖い。
ハンドル換えて、シフトノブ換えていて、、、、そんな事と車の事故は全然関係無いと思うのだが、、、、

今回の報道では、以前の集団登下校の児童の列や人混みに突っ込んだ車の事故を引き合いに出しているけど、過去の事故の原因というのは、疾病だったり、アルコール飲酒、無免許といったもので、車自体は、決してスポーツカーでも何でもなかったのだが、そういう疾病、アルコール飲酒、無免許といった原因と同列に、若い車好きの運転するスポーツカーが原因として語られるのは、極めて大きな違和感を感じる。

改造車でも、スポーツカーでも、、、、そのモノ自体に原因は無いと思う。

寧ろ、、、、幹線道路とか交通量の多い道路が通学路指定されている実態の方が問題では無かったのではないだろうか?

地元の通勤経路において小中高校界隈を通るけど、多くは、時間指定で通行止めとなっており車は迂回走行+制限速度が30km/h以下となっている。
多くの児童生徒が集団で歩く場所というのは、生徒が集まった結果の集団であり、逆に言えば、学校の近くということ。その学校の近くならば、時間指定で車両通行止めにしていなかったのが、ホントの問題だったようにも思う。少なくとも、集団が登下校する学校近接の道路は、通学路指定+時間指定の通行止めというのが本来すべき対策だったように思う。

仮に、そうなっていないのであれば、地域住民の利便性重視で時間指定通行止めは不要との意見が反映された結果とも見て取れる。学校長の言う、物理的なガードレールと交通指導員の配置で限界というのは、ちょっと違うようにも感じる。

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