« 単車、楽しい。 | トップページ | 影響力? »

2013年10月31日 (木)

キャリパーオフセットアダプター

自分の行ってきた自転車の改造は、パーツの組み換えの他には、既存パーツの加工、全く別分野のパーツの流用の他に、必要なパーツをゼロから作り出すという手段を用いている。組み換え、加工、流用というのは手間的に考えるとハードルは高くないけど、パーツをゼロから作り出すというのは、アイデアを出す部分は兎も角、これを具現化する部分は結構大変である。

特に、自宅の日曜大工的に行うとなると、材料の調達、材料の加工の手法が限られるために、出来る範囲で欲しいモノを得るというのは結構大変。
手間的に最も大変だったのは、ステンレスの2mm、3mmの板材を板金加工して製作したFメカのマウントアダプターで、西DAHONに用いている台座、オ・モイヨWWに用いてる台座がそうだ。

しかし、このようなFメカ台座以上に自身で満足感が高いのは、サイトでは詳細は硬化していない部分、キャリパーオフセットアダプターである。

このオフセットアダプターは西DAHONのリア、HARPのCM-1000のリアに自作したモノを用いている。このアダプターのマテリアルは7000系のジュラルミン。

まずは、西DAHONのベースは2002年式DAHONのSPEEDのフレームだが、DAHONは本来は406HEホイールのVブレーキ仕様だが、これを451WOサイズのキャリパーブレーキ仕様に変更しているのだが、ブレーキ台座はリアフェンダー取り付けようシートステーのブリッジ部に取り付けている。このブリッジは451ホイールを履かせてもリムとの間隔が広いのである。この間隔を詰めるには、キャリパー取り付けをホイール側に寄せる必要があるのだが、問題は、ブリッジに空けられたフェンダー取り付け穴がリムの接線方向より外側に向いているのが問題。
そのために、キャリパーオフセットアダプターは、リムち近付けつつ、リムの接線方向に向きが変わるように作る必要がある。そこで、ブリッジパイプをクランプしてキャリパーの向きを変換するアダプターを極力コンパクトに製作したのだが、この出来映えは個人的には非常に満足している。

次がHARPのキャリパーオフセットアダプターだが、CM-1000の適用キャリパーはロングアーチ仕様だが、これが格好悪いので通常のロード用のショートアーチ仕様のキャリパーが取り付けられるアダプターの製作を行った。但し、ロングとショートでリーチの違いは35mmと46mmだから僅かに11mmなのである。この11mmのピポット位置変更というのは、アダプターを相当にタイトに作る必要があるのだ。更に、CM-1000のシートステーは集合ステーであり、キャリパー用ブリッジパイプは非常にタイトであり、極狭い空間に11mmオフセットのアダプターを高強度で製作するのは、それなりに工夫が必要だったりする。
これはジュラルミン一体モノで製作したけど、手作り故にタイトな寸法で製作するのが非常に大変で、合計3回の作り直しを要したのである。
ピスト故にリアホイール位置を前後に移動させるのに十分なタイヤとのクリアランスが必要であり、アダプターを取り付ける事でリアホイールの前後移動範囲に制約が生じるのはNGであり、リアホイールの移動範囲を確保しつつ、キャリパーをオフセットするには、オフセットアダプター自体を極コンパクトに作り、タイヤとのクリアランスを確保出来るように、オフセットで得たキャリパー取り付け穴は、本来の穴とは1~2°程度の異相を与えているのである。異相を与えた上でタイヤとアダプターの間隔を水平方向の移動が確保できるように削り込んでいくのだが、これが結構大変だった。
このキャリパーオフセットアダプターはDAHON用、HARP用ともに結構満足度が高いのだ。

|

« 単車、楽しい。 | トップページ | 影響力? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キャリパーオフセットアダプター:

« 単車、楽しい。 | トップページ | 影響力? »