膝痛対策
膝が痛い、、、寒くなると答える。変形性ひざ関節症?予備軍を含め2500万人、ひざ痛を持つ高齢者の8割が、この可能性がある。
では、この病とは?予防法は?を特集。
変形性ひざ関節症、中高年に忍び寄っている。この病は、放っておくと非常に危険。膝の痛み、チクッと激痛を来す、、、その頻度、度合が徐々に増す。膝に体重を掛ける歩き始め、階段等々で常に痛みを感じるようになる。
その状態で診断を受けて明らかになる場合が少なくないという。
正常な関節は骨と骨の間の軟骨がすり減り、その破片が炎症の元になるという。その兆候、、、それは、O脚化によって兆候を察する事が出来る。O脚によって軟骨の摩耗が進行し破片が大量に発生するそうだ。痛みが出ると2mの歩行も困難となる。軟骨がすり減ると、その対策は人工関節を入れるしか無くなるという、、、
では、早期治療、早期対処すれば何とかなるのか?
本来、軟骨は誰でもすり減るもの、この痛みの発症の有無の違い、、、これは、軟骨の減り方がアンバランス、つまりO脚のような膝のアンバランスが摩耗を加速して、偏荷重が破片の飛散を加速する訳だ。早期治療が重要だが、その兆候は、痛みを感じる瞬間を気に留めておく事が大事。で、それは、立ち上がり、階段昇降、歩き始め、膝がこわばるといった時に感じる訳だ。実はその段階でO脚が始まっているので、受診が大事だが、受診以外の対策で有効なのは、なんと、歩行だそうだ。歩かないと膝の悪化は加速するそうだ。
歩く距離が減る、、、すると筋肉が弱り痛みが増すという悪循環を生むそうだ。ポイントは大腿四頭筋を始めとして太股の筋肉。太股の筋肉が弱ると関節の固定力が弱まるのだそうだ。この太股の筋肉を維持するというのが関節を保つ上で重要な役割を果たしているそうだ。余談だが、ここでも筋トレが大事ということ、、、糖尿病、癌、、、全ての疾病に有効なのが、『筋肉』のようだ。
歩く以外に太股の筋肉を鍛える運動、、、最初は、大腿四頭筋を鍛える運動。椅子に浅めに腰掛けて背筋を伸ばす。脚を肩幅程度に開き膝を直角に曲げる。椅子の縁で身体を支え、足首を直角に曲げて脚を前に伸ばす。意識としては太股の前の筋肉が伸びている意識が大事。踵を10cmほど伸ばす、、、保持は5秒、各脚で20回、これを朝昼夜の一日三回でOK。
続いては、腿の前側、腿と腰の付け根の筋肉、腰が床に対して垂直となるように横向きで寝る。そして、上の脚を真っ直ぐ伸ばし、足先を床から30cm挙げて五秒間保持、これを20回。左右で一日三回ずつ実施。
鍵は、、、長く続ける事(笑)。人間は、、、、この長く続けるというのが極めて苦手なようだ。恐らくは、、、健康を保つには、人間の精神力を鍛えるのが大事ということだ。
注意が必要な人、高齢者、女性、肥満、O脚、、、O脚は膝がくっつかず拳が入ったりすると要注意だ。
| 固定リンク
« 大潮 | トップページ | 自己否定こそ必須 »
コメント