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2013年10月18日 (金)

バージョンアップ

パソコン関連では、ハードウェアやOS、アプリケーションがバージョンアップすると昔は先を競ってバージョンアップしたり、アップグレードしたりして喜んでいた。
パソコンならメモリ増設、HDD増設といった拡張とは別に、CPUアクセラレーター、オーバードライブプロセッサーとかから始まり、ハードウェアの価格が比較的低価格になってからは新製品の登場に併せて買い換えとか、組み立てパソコン普及期以降は、新しい世代のCPUのリリース、例えば、Pentium系からPentium2、Coppermine、Pentium4、core、、、に併せて組み換えを行ったり、、OSならWindows登場以降は、3.0A、3.1、95、98、98SE、、、アプリでも然りだ。
自分の場合も例外ではない。パソコン遊びを始めた1991年から1993年くらい迄は拡張を頻繁に行い、1996年頃迄は機種買い換え、それ以降2000年くらい迄は新規組み立てを行っていたし、それに併せてOSのバージョンアップも盛んに行っていた。
しかし、、、、CoppermineのPentiumIII以降、Windowsなら2000以降は、見た目以外に出来る事自体の根本には、操作のレスポンスを含めて大きな進歩が見られないためか、時代遅れも甚だしい状態になっている。未だにWindows2000が現役だし、PentiumIIIがバリバリだったりする。
MS-DOSからWin3.1ではアプリケーション間でのデータ交換に目新しさを感じ、Win95では安定性が飛躍的に向上する点で恩恵を感じたし、Win98SEではインターネット接続にメリットを、そしてWin2000ではマシンとインターネット接続の安定性に大きなメリットを感じた。そして、その世代に必要なハードウェアがCoppermine世代ということで、そこまでは、時代に追随したが、Xp以降、Pentium4以降は日常利用では使い勝手に殆ど差異は無いし、見栄えのために要求仕様のハードルだけ高くなってしまった印象しか残らない。
Xpで出来る事は殆ど2000でも出来る。Vista以降は、メディアファイルを扱う時に便利な印象はあるが、通常のメール、ネット程度では見た目の違いしか感じない。

そんな訳で、いつの間にかバージョンアップへの関心が薄れているが、新しいバージョンを登場させて普及させたいならば、前世代とは明確に違うメリットをユーザーに提供しない限りは爆発的な普及は起こらないような気がする。

家電類を全品連動させてPCに限らない家庭内の家電ネットワークが自動的に形成されてシステムとして、生活において必要な情報を共有して、方針毎の提案が為されるような運用形態等がなければ、この分野も廃れる一方のように思ったりする。

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