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2013年10月12日 (土)

自己否定こそ必須

新しいモノをオリジナリティに拘って製作する、開発する、、、、でも、大事なのは、そうやって手に入れたモノを否定する考え。手に入れたモノを否定し、その上を狙う事で新しい発想が生まれる。手に入れたモノを守るために、他を否定する事に一生懸命になると、、、いつしか、時代遅れになるもの。

別ブログで取り上げている無注水軸受、本来は、耐摩耗材料を用いた耐食性耐摩耗性軸受、、、、このドライ耐性を高めるために作ったのが第一世代軸受だが、第二世代軸受では、苦労して作った耐食耐摩耗性軸受を完全否定するところが開発のスタート、そして第三世代軸受では、第一、二世代軸受でドライ耐性を提供する最大の材料を否定するところが開発のスタート、、、、第三世代軸受では、第一世代軸受とは技術的関連性は皆無。

これは、前世代を否定する事を恐れないから得た結末。否定するということは、論理を把握して、それを獲得するための別の手法を選んだということ。見た目の連続性は無いが、実は、掴んだ論理には連続性があるのである。この論理が連続性を保つ限り、その論理をより実用的に駆使できるように他の論理が絡み合ってくる。そうやって具現化すると別の形に変貌を遂げるのである。

大事なのは、モノではなく、モノに到る論理、考え方なのである。この考え方を掴まずして新しいモノは得られないし、得たモノの発展も有り得ない。
これに気付かない人や企業は案外多いモノ。

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