« スポーツグラス修理 | トップページ | やはり代謝命 »

2013年10月16日 (水)

グリップ方向

自転車のハンドル、遠い過去を振り返ってみると、普通にアップハンドル、セミドロップハンドル、ドロップハンドル、、、殆どがグリップ部は縦握り、或いは、斜め握りだ。
そして、その時代の単車は?というと、単車は実用車は横握り、スポーツバイクは斜め握りだった。特に、セパハンが主流となってからは、垂れ角のついた斜め握りがスポーバイクのスタンダードである。単車の横握りハンドルというと、ふらつきやすい、つまり悪路走行車、低速走行車のハンドルを安定させるモノばかりである。
自転車の横握りが一般的に見掛けるようになったのは昭和50年代初頭、パスハンター的な自転車がオールラウンダーバーという名のフラットハンドルが登場してから。それ以外は、BTR、BMXのようなオフロード車で車体を抑えるための幅広横握りである。

つまり、フラットハンドルというのは、基本はふらつきやすい車体を安定させるため的に発祥したようにも見えるのだが、最近の自転車を見ると、フラットハンドルが普通。そして、フラットハンドルでも幅を詰めたモデルだったり、速度域が低くないようなフラットバーロード用のハンドルだったりしており、今は横握りのフラットバーハンドルを見て違和感を覚える人は少なくないけど、個人的には、やはり横握りのフラットハンドルはオンロード系のスポーツサイクルには乗りにくいと思う事が多い。

縦握りで身体を寄せる場合、脇を閉じたまま上体を大きく振る事が出来るけど、横握りだと必ず脇が開く。更に、上体をかがめる姿勢を取る時も横握りは腕を畳みにくい。
そういう事を考えると、やはり縦握りのハンドルの方が自転車には向いているように思う。

縦握りというと普通はドロップハンドルだけど、ブルホーンタイプ、或いはエビホーンタイプも案外使い易い。

|

« スポーツグラス修理 | トップページ | やはり代謝命 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グリップ方向:

« スポーツグラス修理 | トップページ | やはり代謝命 »