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2013年10月22日 (火)

鬱病対策の決定版

鬱病、現代人の病として近年罹患する人が増えてきた。

そんな鬱病、、、原因は?治療は?をNHKスペシャルで取り上げていた。

鬱病、、、、生物の進化とともに発生してくるもの。そもそも、鬱病は防衛本能に起因するモノから始まったとのこと。つまり、ストレスホルモンが扁桃体での大量分泌によって筋肉の緊張を高める作用だけど、これが脳内に大量に留まる事で、脳内の神経細胞がダメージをうけるのが原因という。
神経細胞の委縮が、行動活力の低下に結びつくのだそうだ。

そんな鬱病だけど、人類は狩猟生活をしている時は、それほど鬱病を問題としていなかったそうだが、その理由は、平等な共同生活が大きく効いていたそうだ。
事実、平等環境、不平等環境に人を晒すと扁桃体の活動パターンが変化するという。平等と集団、共同生活、、、これが大事なのである。孤独と不平等感が扁桃体を活発化させてストレスホルモンを溢れさせるのだ。人類に格差が生まれるのは、、、、農耕文化の発祥による貧富差の発生が大きく影響しているという。
近年、鬱病患者数が増加するのは、人間社会におけてストレスを受ける状況が多いからという説明も付く。格差社会、孤立社会、、、正に、現代社会は鬱病発症に最適な環境を持っているともいえるのだ。

他には、恐怖の記憶によって記憶を司る海馬が反応し、扁桃体を刺激するために、この恐怖も鬱病の原因と成り得るそうだ。更には、その恐怖体験を伝える言語も扁桃体を活動させるために、これも原因と成り得るそうだ。

そんな鬱病だけど、これを防止するシステムも備わっているのは、鬱病に無縁な人からうかがい知ることが出来るそうだ。

つまり、平等な集団生活というのが実践される生活というのが一つだが、他にも、運動するというのも非常に効果的だというt。運動することによって、ダメージを受けた神経細胞が再生し、行動活力の低下を来さないというのだ。規則正しい生活もストレスホルモンの分泌を正常にする効果があるという。

集団生活、平等、、、、こういう環境を都合良くコントロールすることは、実質的に不可能、、、となると、、、鬱病に成りにくい身体を作るのが一番、、、そう、鬱病の対策で実行可能で効果的なのは、、、、

  まとめると、『運動』に尽きるのだ。

鬱病にならなくするには?鬱病を根治させるには?、、運動である。これしかないのだ。運動にスポーツを選び、複数のスポーツを嗜む事が出来れば、それで考える回路も変わるし、運動による疲労が生活をリズミカルに変えてくれる筈だ。

ふと、自分の事で考えてみる、、、考えてみれば、組織で平等感は超希薄、、、そして、行動は基本は単独的な行動が多い、、、しかし、なんとか保っているのは何故か?

凝り性、多趣味、、、そして、ここ十年以上続く、極めてハードな運動量を継続しているから、、、おそらく、運動が相当に効果を発揮しているように思う。

運動しまくって、多趣味、、、これが効果的。多趣味という事は、広い価値観も持てる。広い価値観があれば、不平等、有利、不利な状況を考え方一つで妥当な公平性を見出す事も出来る、、、、思い込みが無ければ、頭で折り合いが付けられるというのは大事だろう。

鬱病を危惧する人、そうなっている人、、、、メッセージとしては、折り合いが付けられる考え方を養うために多趣味になる、、、そして、馬鹿みたいに運動する、、、これがお薦めだ。

それにしても、NHKの番組はどれみても楽しい。ファンになってしまいそう。

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