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2013年11月21日 (木)

中学二年理科一分野くらいは、、、

確か、中二の理科一分野、そう、力のつり合い、滑車の張力の学習がある。

力のつり合い、、、物理の基本だが、、、、、、

今日は勤務先で偉い人が集まった会議の報告書を見せられた。

年収が非常に高い人達が集まって数カ月と、数百万円の経費を投じて試験装置を作って試験をしたんだとさ。

で、その試験装置の結果が自然界の掟と矛盾した結果が出たのだが、その矛盾した方向性の掴めない結果から、強引にヨシと判断したモノで試験を継続するとか、、、、

関心が無いから、フ~ンって見たのだが、書類を見て愕然、、、、

試験装置が試験が出来ない構造、、、力のつり合いを無視して力を測ろうとする構造。

変形しない箱を外から押さえて、中の壁に作用する力を測るという無茶な話。

装置で得られる数値が目的とはかけ離れた部分の数値、、、得られた数値が矛盾しているのは当然の話だ。当たり前である。結果が糞なのは、装置が糞だから当然なのだが、糞な結果で判断を進めて、装置の糞具合を誰も気づかないなんて、、、目が節穴か、中二レベルの知識が無いか、、、、どっちかだろう。

この無茶な装置の起案から製図、製作に至るまで、設計のスタッフ、課長、部長、本部長、役員~生産の組長、部長、役員が会議をしたらしいのだが、だれも気付いていないという、驚きの現実。

見かねて、トップに判り易く説明すると、文系で中学の理科の理解も怪しいと思うトップでも理解出来るのだが、これを指摘すると顔をつぶしかねないから、、、、という理由で、まずはメールで担当者にヤンワリと伝えてくれとか、、、

しかし、、、中二の理科レベルの事が出来ないとは、、、こういう事態が一度ではなく、過去に何度もあったのだが、、、正直、これで大丈夫?というのが本音。

まぁ、設計といっても作図、、、、余所の図面を転写するだけ的な作業ばかりしていたら、作図以前の書いてある内容の審査が出来ないのだろう。

設計というのが過去の実績の適応作業、、、ネットの情報=解答、、、、設計というとハンドブックの公式での計算、、、、これでは、まともなモノは出来ない。

突っ込めば、、、経験的に、、、という言葉で全てを集約する、、、正直、終わっているとしか言えない。

カスだな。

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