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2013年11月 9日 (土)

バリアアリー

高齢者向けの施設、敢えて、手すりの無い廊下、坂、段差、階段、、、を設けてある。
考え方によっては素晴らしい。手すりがあれば、人間の本来の平衡感覚が失われる。階段を利用することで、筋肉が鍛えられる。

確かに言えている。

しかし、この論法が通じるかどうか?というのは、高齢者の施設を利用する際の状態次第だろう。既に、介護無しでは活動する事が不可能な状態となれば、それは状況を悪化させかねない訳だ。

こういうのを見ると、自分の親に如何に接すべきか?というのを考えてしまう。労るという名目で全ての作業を取り上げて、全ての行動を介助して、、、となると、出来る事も出来なくなる。出来る事は極力任せる。そして、失われかけている能力は、それを呼び戻すような動きを勧める、、、これが大事。

このバリアアリーな考え方、薬や装具で身体を補うという考え方とは違い、持てる本来備わっている能力を呼び起こすという意味では、自分の主義とピッタリ。

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