« 固定ギア | トップページ | バランス感覚 »

2013年11月29日 (金)

日中韓関係

このところ、ギクシャクしている。それでも日本は自民党が政権奪還して『アベノミクス』という言葉に浮かれてか、為替は円安傾向、消費拡大傾向で景況感は改善傾向。
近隣諸国との感情の面では、中国とは尖閣界隈での緊張、韓国とは竹島問題、歴史認識でギクシャク。その結果、中国、韓国での反日の様子が報道されて国内の反中、嫌韓感情は相当に高まっている様子。但し、北方四島で懸念を抱えているロシアとの緊張は伝わってこない。

そんな事とは別に思うのは、数年前の状況。円高で輸出産業が不振、輸出品目で重複する製品の多くは韓国製品に取って代わられ、家電、自動車、造船等々の企業が非常に苦しんでいた。しかし、今は為替が反転したためか、その部分での立場が逆転している様子。
この現状を見て、日本でハッピーか?というと、、、個人的には、そのような感情が湧いてこない。

確かに、利益を稼ぐ輸出産業が為替反転によって競争力を取り戻し、、、、というのは即時的な景気回復には効果的だが、それで良いのか?という思いが強い。
数年前の円高による既存輸出製品の競争力が奪われていた時に、本当に望むのは円安による従来型産業の収益率改善よりも、円高であっても収益を得られるモデル、産業を創造する事だったように思う。

世界全体の発展の度合に応じて、地域が担う役割が刻々と変化するとういのが現代だという事を考えれば、従来型製品を、これからも日本が製造の役割を担い続けるというのは少々違うように思っていた。
本来ならば、そういう従来型製品の製造は、後に続いて産業が振興した中国、韓国が担うというのが自然の姿であり、その先の収益構造を作るべきと考えていたのだが、、、、最近は、ちょっと、そういう世界で順番に役割を担うべき的な考えに自身で疑念を持つ事が多い。

っていうのは、ここ最近の中韓との緊張による国民感情で思うのだが、領土に対する意見の対立を別に考えると、韓国の朴槿恵政権以降の全分野で対立するような姿勢を見ると、円高に耐えて新しい収益構造を作る迄辛抱すべき的な考えは吹き飛んでしまうのが正直な感情。従来産業の製品でも、円安でも何でも良いから、兎に角価格競争力を取り戻し、市場で競合する他国の製品を徹底的に殲滅せよ的な意識になる。この感情を持つ人は少なくないのではないか?

領土問題では、駆け引き的な色合いを強く感じるが、感情的な対抗心が前面にでると、恐らく、問題を収束させる妥協点なんぞ見つからない気がする。
誰が言ったか知らないが、中国とは○○、韓国とは××、、、、尤もかも知れない。

|

« 固定ギア | トップページ | バランス感覚 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日中韓関係:

« 固定ギア | トップページ | バランス感覚 »