中年体型からの脱却
一般的な中年体型、、、、日常生活では服を着ているから見えにくいけど、日常生活で判るのはストレートネックという肩胛骨あたりから首が真っ直ぐ斜め前に付きだした姿勢、他には、なで肩というところ。夏場になると、薄着の上着越しに腹周りの弛みというのが結構目に付く。
しかし、プールに出掛けると、裸体が露わになるので、その体型は強烈に目に付く。
泳いでいる人の80%以上は、腹周りの弛み、背中、脇腹周りの弛みが手の施し様が無い程になっている。このブヨブヨな様子は、三十代、四十代、五十代、六十代が顕著で、特に四十代、五十代世代が極致的な様相を呈している。
そして、残りの内の15%以上がガリガリに近い状態。骨格に万遍なく皮下脂肪が付いた感じ。骨格形状は見えるが、全体的に柔らかなフォルムで筋肉の存在感は無い。こういう感じは二十代、七十代以上に顕著で、三十代、六十代にも少々確認出来るような感じ。
稀なのが5%未満。筋肉の形態が傍目に確認出来て、贅肉は無く、頑丈そうな身体というのは、5%未満。二十歳前後の大学の運動部的体型というのは、そのアスリート層を除けば、割合は1%以下だろう。プールで確認すると、平均利用者は20人程度だけど、そこでアスリート体型で筋肉武装+贅肉無しというのは一人~二人。アスリート層を除けば皆無か稀に一人というパターンだろう。
これは、プールという少なくとも運動を意識した人が集う施設での分布だけど、これが一般の街中、企業で、、、というと、アスリート体型に準じる人というのは、5%どころか、2~3%程度といっても差し支えない。
プールで泳ぐのは日課だが、プールでは特に脂肪ブヨブヨな人が多いけど、ブヨブヨに付いた脂肪というのはプールで浮かんでいるだけでは、絶対除去出来ない。まぁ、ダイエット目的でプールというのは案外効果が無いのでは無いだろうか?
ブヨブヨでもなく、筋肉も無く、ガリガリ系の人も例外なく加齢と共に腹だけポッコリとなっていくのだが、脂肪はエネルギー故に消費器官が無い限りは除去不可能。そして、プールで浮かんでいるだけでは、消費器官として一番有効な筋肉は絶対に身に付かない。泳ぐという行為では、筋肉が増強出来るだけの負荷が与えられないからだ。
運動して思うのは、泳いでいてもブヨブヨからは脱却出来ない。少なくとも、ブヨブヨの中年は泳いでも体型に変化は期待出来ないだろう。
有酸素運動だからとの反論もあろうが、二十年以上連続して色んなプールに通って泳ぎ続けているが、ブヨブヨな人は、泳いでも連続で50m単位で休憩の方が長く、精々30分程度水に浸かっているだけ。泳がず休んでいる時間も含めての時間だ。これでは、絶対に脂肪は取れない。少なくとも、一定のペースで30分以上、可能ならば1時間、2時間と泳ぎ続けないと脂肪は取れないけど、そういう人をブヨブヨな中年から見る事は皆無。同じ場所で何年も泳いでいると、見掛ける人は決まってくるけど、見る限り、ブヨブヨが改善した人というのを認識した事はない。
プールで痩せるというのは、筋トレで筋肉の鎧を身につけた上で、それらの筋肉を休ませることなく長時間続けて動かすという行為が必須。
泳ぎながら思う事、、、、やはり、筋肉をしっかり付けて、これをしっかり動かして代謝の絶対量を確保して脂肪を寄せ付けない身体を維持するということ。
ガッチリした筋肉、頑丈な骨格、過不足の無い脂肪、、、これが大事。そして、健康診断毎に確認しているが、健全な血液成分、異物の無い内臓の維持、これが大事。
少なくとも、自分自身では五体満足で動ける間は、見苦しい身体だけは欲しくないなぁ、、、
まぁ、他人の事は兎も角、自身の身体の能力だけは保っておきたいモノ。
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