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2013年11月 9日 (土)

変速レバー

自転車の変速機、フロントはワイヤーリリースでインナーポジションのギア比が軽い状態となっており、ワイヤーを引いてアウターポジションのギア比の重い状態になる。
リアは、ワイヤーリリース位置でトップポジションでギア比が重い状態、ワイヤーを引いてローポジションでギア比の軽い状態になる。

レバー操作は、フロントが左手で、リリースして軽くなってプルすると重くなる。リアが右手で、リリースして重くなってプルすると軽くなる。
右手と左手では、ギア比の変化方向とレバー操作が反対となる。
フロントメカにしろ、リアメカにしろ、どちらかのノーマルポジションを入れ換えれば、レバー操作方向と変速によるギア比の変化方向は揃う。

リアメカをトップノーマルからローノーマルに変えればレバー操作の方向とギア比の変化の方向は左右で揃うけど、、、現実には、リアがローノーマルの変速機は衰退傾向。
大昔には、アウターノーマル(トップノーマル)のフロントメカが存在していた記憶があるが、今は存在しない。

チェーンテンションが掛かった状態での変速をバネの力で行うのは難しい、、、なんて理屈でインナーへの変速をワイヤーで、、、という理由や、ワイヤー切れのポジションでアウター位置をキープ、、、という理由で存在していたらしいが、今消えている理由は、そんな理由が屁理屈だったという証明かも知れない。

今後、電動変速が主流になると、レバーの操作向きなんて自在に変えられる時代となるだろうし、こういう議論は消えて無くなりそう、、、。
個人的には、フロントがインナーノーマル、リアもローノーマルというセットが一番使い易いように感じるが、これも主流でない現状を考えると、邪道的なのだろう。
変速操作というと、素早いシフトダウン、、、となると、多段ではリアを一気にシフトダウン出来るローノーマルというのは結構使い易いと思うのだけどね。

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