摂食・嚥下障害
加齢や病気によって食べたり、飲み込んだりする時に出る障害。むせたり、咳き込んだりするらしい。
この飲み込む力が低下すると健康を大きく左右するとか、、、
飲み込みの障害が起こると、食べられないという事、それから肺炎(誤嚥性肺炎)のような病気を引き起こしかねないそうだ。
この嚥下障害、聞き慣れない言葉だけど、原因は舌の力の衰えが大きな原因だそうだ。実は、舌というのは飲み込みで重要な役割を担っているという。
一般的には飲み込みに舌を意識する事は無いのだが、実は、舌というのは口の中で食べ物を左右に移動させたり、硬いモノを奥歯に運んだり、唾液と混ぜたりという役割を担っているそうだ。
この舌の機能(筋肉)が衰えると、かたい食べ物が食べづらくなったり、液体を堰き止める働きがあるので、これが衰えると誤嚥性肺炎の原因となるむせ返りを起こしたりするそうだ。結果、体重が減って衰えるという事も、、、、
高齢者の肺炎では、この誤嚥性肺炎が最大のリスク要因であり、これを防ぐには巧く食べる事。舌の筋肉を普段からしっかり使うようにしっかり噛んで食べる訓練も効果的だそうだ。それ以外にも舌の運動も効果的。
状態を把握するには、心配なら舌圧測定器で舌の押し付ける圧力を測る機械で測定。一般に、女性で30~40、男性で40~50kPa程度だという。70代になると20kPaと低下するそうだ。食事の際に、むせたり、咳き込んだり、或いは、食後に痰が出たりするとリスクが伺えるかもしれないそうだ。
頻繁に熱が出たり、体重低下迄の症状が出れば、耳鼻咽喉科、内科等で診療を受けるのが望ましいそうだ。
予防には舌の運動ということで、舌を前後左右に動かしたりするのが効果的だが、その運動効果を更に高めるのが、ペコぱんだ(JMSが開発した舌のトレーニング器具、840円、福屋八丁堀店6階介護用品売り場)で、広島発で今年10月に登場したモノを利用するのも良いそうだ。器具の先端についたポチの硬さが三段階用意されており、予防的にも使えるそうだ。使い方は、器具先端のポチを舌で凹ます事で筋トレに繋がるそうだ。軽い力では速く動かし、10回を1セット、これを1日3回行うと効果が得られるそうだ。
この話もだけど、結局は、備わっている機能を極力使う生活をしなさい!ということ。それが行われないと機能低下で健康を失いかねないということ。
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