脳卒中体質?
脳卒中最大のリスクは高血圧、、、しかし、血圧がコントロールされていても脳卒中リスクが6倍にも、、、、ある特定の人が該当する。60代で四人に一人が該当する程、、、、果たして、、、
それを脳卒中体質、それは50代から増えて60代では四人に一人、70代で三人に一人、、、これって、自分にドンピシャリのネタだ。
という事で、速写してみた。
先ずは、体験者の紹介。昨年、謎の脳梗塞を患ったそうだ。ある朝起きると、風景が歪んで見えて病院に行くと脳梗塞が判明。脳梗塞のリスクは高血圧だが、この方の数値は正常範囲、それでも罹患。生活面では減塩にも心掛けていたのに、、、、
何故か?で、罹患部位の観察を行うと、小さな脳梗塞が多数出来ていたという事実。倒れる前から脳梗塞が出来ていたそうだ。
リスクファクターの血圧は上が130mmHg程度、HbA1c、LDLコレステロールも正常範囲なのに、何故?、、、それは、脳卒中体質というのは、手足の運動に関係ある部分への血管が問題、それは穿通枝と呼ばれる部分。これは、血管の太さが急激に変化する場所で、ここが脳梗塞を起こす訳だ。太さが急激に変化する箇所では、太い血管の圧力が作用するのが問題で、そこが脳梗塞を起こすかどうか?が体質なのである。それを調べるのは、血圧計で調べるそうだが、一度測定した後に、立って座って2回目を測ると、血圧数値が大きく変化するのが脳卒中体質で血圧変動タイプな人がそういう体質なんだそうだ。脳卒中体質でない場合は、立って座った後でも血圧数値は大きく変わらないという。この姿勢変化で15mmHgあると血圧変動タイプと言われる。血圧変動タイプが穿通枝が詰まりやすいのは何故か?というと、穿通枝自体が動脈から直接生えた構造だが、血圧変動が大きいと穿通枝がダメージをうけるのは、穿通枝を作る平滑筋が血圧変動によって増殖し、血管の穴を塞いでしまうのが原因だそうだ。
これはイイ情報である。早速、今後の血圧測定では立ち座りの前後二回を測定してみよう。
この血圧変動タイプの人が体質を変えるには、どうすればよいか?
それが肝。
血圧の変化には様々なストレスも影響しているが、血圧変動を抑えるのに効果的なのは、減塩もあるけど、それ以上に効果的なのは毎日20分のウォーキング、、、、血圧の変動が寝ている時に生じるのは深い睡眠が取れていないからだけど、睡眠中にグッスリ寝られるような生活習慣を身に付けるのが大事。そう、有酸素運動、減塩、睡眠だる。これで血管の柔軟性を高める事が出来る。血管が固くなる理由は、喫煙、加齢、ストレスがあるけど緊張を取るような生活を続ける事で交感神経が抑えられて血管は柔らかくなるのである。そう、良い睡眠でも交感神経が抑えられて血管も柔らかくなるのである。良い睡眠を取るのは途中で起きない事、つまり十分眠たくなって寝る習慣、そして、しっかり運動することで身体が睡眠を欲する状態を作る事。血管が詰まると、認知症や転倒のリスクも増えるので、血圧の変動を察知したら血管の柔軟性を高めるような取り組みが大事なのである。
血圧の立ち座りを挟んだ二回測定を行って、15mmHg以上の変動が無い事を確認するのが第一。そうであれば、減塩、有酸素運動、寝るタイミングに注意した生活を心掛けるべしとういことだ。
さてさて、この脳卒中体質の対策だけど、先の下肢静脈瘤と同じく、しっかり運動というのが効果的なのである。
人間、運動を忘れたらろくな事が無いみたいだ。バリバリ有酸素運動して、疲れ切って爆睡する、、、、これが大事だろう。
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