若年性認知症
高齢者に限らない。四十代、五十代でも発症することもあるのが認知症。
認知症というのは、何時も使っていた名称、名前、名詞を失ってしまう症状となるそうだが、記憶出来ない苦しみというのは想像を絶するものでは無いだろうか?
名称、行動、名前、名詞を失うというのは、生活行動自体に支障を来してしまう。計画を立てても、計画を記憶出来なければ行動出来ないし、日常生活の中でもモノを無くしたり、或いは、故障、事故、トラブルといった不足の事態を検証するには、無意識で過ごした生活の中の行動、行為を記憶から呼び起こし、問題のあるパターンを抽出する作業だが、無意識行動を記憶から呼び起こすのは困難を極めそうだ。
自身、生活の中でモノを探す時、下手すれば二十年前の記憶を辿ってモノを探したり、修理する事もあるし、モノを無くせば、その日の行動を遡り、探りを付けてモノに辿り着くという事もある。しかし、それでも行動が叶わなかったら非常に大きなストレスとなるが、そのストレスが日常的に襲ってくる病に陥ったらと想像すると、それは想像を絶する苦しみになるように思える。
この認知症、若年性認知症の発症リスクには、生活習慣病も含まれているといった話もあるが、未だ、原因は特定出来ていないが、少なくとも、思考回路の不具合が原因。思考回路の不調が記憶不良に直結しないように、、となると、脳内の思考のネットワークに多様性を持たせ活性を保つというのが一番のように思える。つまり、物事に強い関心を持ち、多方面からのアプローチを行う、、、そういう癖を常日頃意識した生活というか考え方を保つのが大事という気もする。更に、身体を作る成分を万遍なく供給できるように、極力、自然の食材を体内機能を使って吸収するという生活を心掛けるというのが唯一にして最大の対策とも考えられる。
医学の専門家ではないが、極力ナチュラルに、極力身体の機能をフルに活用するように、という生活こそが重要、、、そんな気がする。
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