痛風の予防!
痛風、最近は急増中だとか、、、突然、足の指の付け根の関節が腫れて歩行困難に陥ったりする。
で、まずは予防。
そんな痛風だけど、これ患者数は25年で4倍、男性が9割、人数は現在95万人が該当。痛風にはホルモンが関係しているので性別の影響が多い。男性ホルモンが尿酸値を上昇させる事にも関係している。
尿酸の材料は、プリン体。プリン体が増える理由、それは新陳代謝によってプリン体が放出される。エネルギー代謝によってプリン体は形を変えて体内に放出される。最後は食品を摂取するときに肝臓で分解されて体内に放出される。の三点がある。
一般に痛風に良くない飲み物は、一般にはビール!という印象だけど、実は、ビールに限らず、プリン体カットビール、焼酎も良くないそうだ。アルコールが分解されることでプリン体が作られるのは違い無いのだ。更に、アルコール摂取は腎臓からの排出も阻害されるのだそうだ。要は、適量を守り、週二回の休肝日を作ることで対応可能だとか、、、
では、良くない食べ物は?というと、鶏レバー、まいわし干物、いさき白子、あんこう肝酒蒸し、牛・豚レバー、鰹、まいわし、大正エビ、まあじ・サンマの干物 を避けるのが良いそうだ。
なお、痛風に為りやすいBMIは、BMI値が高い程痛風リスクが高いそうだ。高尿酸血症とBMI、、、BMIの増加と共に尿酸値が高くなる、、、但し、BMI増加で糖尿病となると尿酸値が下がるので、BMI=30くらいまでが単調増加で相関しているとのこと。
肥満になると、インスリンが増加(インスリン抵抗性)→腎臓で乳酸の再吸収で増加→尿酸排泄低下→高尿酸血症となる。つまり、乳酸によって尿酸の排出が妨げられるのだそうだ。
年齢的には、30代、40代、50代と比較すると、現代は30代が一番ハイリスクだという。因みに、1960年代では50代に向けて増加傾向だったのが、今はピークが30代となっている。これは、食生活の欧米化+肥満の進行によるもので、痛風の若年化が進んでいるとのこと。
予防的には、水分を十分にとる。野菜(アルカリ性食品、海藻等も)を十分にとる。適度な運動(尿酸のコントロールのみならず、肥満、生活習慣病の改善にも効果的)を行う。というのがお決まりの方法。
但し、過度は運動は、尿酸、乳酸が増加するので尿酸が溜まりやすいので、緩い運動であるというのが重要だそうだ。
尿酸値が高いのは、背景に生活習慣病を抱えており、動脈硬化、糖尿病、高血圧症等々のリスクも高いので、その最初期症状である尿酸値が高めに出たら生活改善に努めるのが長生きの秘訣だそうだ。
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