新型ハリヤー
街中でもチョイチョイ見掛けるようになってきた。
真っ正面の印象は押し出しが強く、、、デザインも良さそうというか、日本人好み、、、という印象だったけど、街中で見ると印象は随分と異なる。
オーバーデコレートなフロントエンド、リアエンド、それに短いホイールベースで前後に大きなオーバーハング、、、、
これって、、、、1970年代後半~1980年代の車のエッセンスに近い。長めのオーバーハングに光り物で飾り立てたラジエターグリル、当時ならベンツマスクなんて言っていたけど、それに近い印象。
先代以前のハリヤーというと、アメリカ人向けの都会系SUVという印象だったけど、今度のハリヤーは1980年前後のトレンドをリバイバルさせた日本人向けというか、中華思想的SUVという印象。
車体全体で表現するというよりも、細部の飾り立てで主張しているような印象である。何が豪華か?という見立てが、先代迄のアメリカ人的価値観から日本人の思う豪華にシフトしたような感じ。なんか、中流家庭の応接間三点セット的風合いに感じる。
車体におけるバランスを考えると、物理的にも装飾的にもオーバーハング部が目立ちすぎているのが違和感の原因、、、だから、真っ正面、真後ろからは判らない違和感なんだろう。サイドビュー、斜め前、斜め後から見ると違和感が出てくるのは、車体の基本骨格とのミスマッチングが原因のような気がする。
これなら、エクストレイルとか、CX-5の方が健全な気がする。
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