カゼ、インフルエンザ対策
NHKのためしてガッテンより。
カゼ予防、普通は手洗い、うがい、マスク、、、これが定番。しかし、これ以上なのが、風邪をひかない身体を作る事。では、どうやって?
それを調べるために、肺の奥から或るモノを採取、、、それは、空気の通り道全体に存在する線毛細胞。線毛は一秒間に15回振動するそうだ。これは、ウイルスや最近を体外に送り出す機能を担っている。つまり、この線毛細胞の活動度が重要。体外から入った異物を粘液で固めて体外に排出するのだが、これが痰だ。この痰は呼吸系から食道に送られて酸性の胃で処理されているそうだ。
この線毛細胞が弱ると、異物が線毛より下層の細胞内に侵入し、感染した状態となる。
この線毛細胞の元気度合が重要らしい。線毛の元気度合は、鼻先にサッカリンを置いて甘いと感じる速度を計測して調べるという。因みに、インフルエンザウイルスは最短20分で細胞に侵入するので、それ以上の速度でウイルスを食道に送る力が必要と言う事。
線毛を元気にするにはどうするか?それは、水を飲むということ。線毛のまわりには粘液がある。粘液は二層構造で、下層が低粘度、上層が高粘度で、乾燥空気中では、下層の低粘度層が減って線毛の動きが悪くなるそうだ。これを改善するには、水を飲む事で体内から水分を補給するのが大事ということらしい。目安としては、1日に1.5L程度は必要。因みに、1日で失うのが2.5L、食事で補給が1L、それ故に、1.5Lを補給せよとの事。
それにしても、風邪とかインフルエンザ対策の決定版が水を飲む、、、これだけなら、心掛けて行うのは良いかも知れない。
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