手がふるえる
原因は様々で自己判断は危険だそうだ。
その中で本態性振線が最も多く、人口の2.5%~10%の患者がいるという。多くは中年以降に発症するが、小学生の頃から発症する人もいるそうだ。
本態性振線と診断されると、原因は不明だが、脳の運動を司る機能の何らかの異常、、、緊張によるものでは無い。発症は、65歳以上の5~14%と高齢者に多いが20代での発症もありうる。症状としては、自分の意志とは無関係に小刻みにふるえが生じる。酷いと、字が乱れ、食べ物を口に運べないといった症状で日常動作も困難になるという。これは、緊張とは無関係で精神面を鍛えるという話で解決は出来ないそうだ。
この本態性振線は良性症状であり、進行しても寝たきり、認知症にはならない。気にしたり年を取ると酷くなる事もある。
但し、ふるえには、パーキンソン病、甲状腺の病気、薬の副作用が原因の場合もある。
パーキンソン病の場合は、安静時に手足に生じる。歩行困難や運動障害に繋がる場合も、、、パセドウ病、脳梗塞、脳出血でもそういう症状がありうるし、字を書いたり楽器演奏でも手がこわばる書痙、局所性ジストニアという場合もある。薬の副作用ではぜんそく薬の場合もあるという。
本態性振線ならいざ知らず、他の場合は注意が必要故に、ふるえたら、、、診察をうけるのが大事ということ。
本態性振線の場合、程度に従って生活の工夫や薬剤の処方によって症状が軽減されるそうだ。
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