募集要項に騙されないように、、、
勤務先の新卒者募集職種を見て笑った。
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募集職種: 研究開発、生産技術、設計、営業
選考方法 : 一般常識、適性検査
作文(入社後の希望など自分をアピールする内容が多い)
個人面接(役員)
選考ポイント : 誠実な人柄で努力を忘れず、チャレンジ精神を持った人
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だそうだ。???????である。
研究開発って、、、そういうセクション無いのに、、、、
ホントの意味で研究開発が出来る人材というのは、そういう専攻で、そういう研究室で活動してきた人の事。
まぁ、面接官をしていると、研究開発を志す学生は居るけど、聞けば、学生時代にそういう事を手順通りに行ったという人や、それに必要な知識や手順を身に付けてきたと思える人は殆ど居ない訳で、企業側が『研究開発』で募集を掛けるのも良いのかな?とも思うけど、、、
リアルに新しい価値観を生み出すとか、手順に従って地道に取り組みを行うというのは、結構大変であり、それが手順通りに遂行出来る人というのは、適切かどうか知らないけど、新卒学生の上位10%にも満たないだろう。言ってみれば、良く判らない長い名前の大学等では恐らく不可能だと思ったりする。極限られた人間なら確実に研究開発で成果を出せるか?というと、それも難しく、実際には、千三つではないが0.3%にも満たない成功率だろう。
その僅かな可能性にも重要性を見出し開発体制を維持し続ける事が出来る企業というのは、、、、少なくとも、研究所を持つとか、或いは、主力製品を十年単位で新しい技術をリリースし続けてきた実績がある企業等に限られる。
競争に晒されないマーケット等で生きる企業では、そういう体制は殆ど有り得ない。
言葉上の研究開発という言葉で、双方のレベルの不一致は、双方に不幸をもたらすので、これから社会に出る人は、良く企業の歴史、風土を見極める目が必要だ。
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コメント
っていうか、、研究開発部署、出来ないでしょう。人材に資質も無ければ、組織に風土もありません。形だけ出来ても続かないのは目に見えてますし、そういう体系を望まない人が殆どですから無理だと思います。
自身、この組織では無理だなと思います。
投稿: 壱源 | 2014年3月18日 (火) 23時59分
研究開発部署ができて、本当の意味で根付くといいですね。
学生が企業を見極めるのは本当に必要だと思います。
しかしHPに書かれている事は信じてしまいそうですね。
投稿: マルキュー | 2014年3月18日 (火) 23時11分