アルコール依存症
色々な依存症がある。薬物が有名だが、煙草、酒もある。それ以外、最近ならインターネット、ゲーム、趣味の対象物等々もそうかもしれない。
で、今回はアルコール依存症について。
依存症、意志が弱い、社会の困りもの、、、そんなイメージが多い。そんな依存症だけど、アルコール依存症は飲み方によっては少量でも依存症になったりする。
では、どうなると依存症と新dなんされるか?因みに、要治療者は80万人、疑いのある人が400万人という。更に、最近では男性以外、女性、高齢者にも多いという。
チェックとしては、
最初は男性版として、
・食事は一日三回ほぼ規則的でない。
・糖尿病、肝臓病、心臓病で治療を受けた。
・飲酒しないと寝付けない事が多い。
・二日酔いで仕事を休んだ。大事な約束を守らない事がある。
・酒をやめる必要性を感じた事がある。
・酒を飲まなければ、いい人だとよく言われる。
・家族に隠れて飲酒する事がある。
・酒が切れた途端に、発汗・手の震え・いらいら・不眠などがある。
・朝酒や昼酒の経験が何度かある。
・飲まない方がよい生活を送れそう。
で、4点以上がアルコール依存症だそうだ。
女性版は、
・飲酒しないと寝付けない事が多い。
・医師からアルコールを控えるように言われた事がある。
・『せめて今日だけは酒を飲まない』と思っていても、つい飲んでしまう事がある。
・減酒、断酒を試みた事がある。
・飲酒しながら、仕事・家事・育児をすることがある。
・私のしていた仕事を周りの人がするようになった。
・飲酒しなければいい人だとよく言われる。
・自分の飲酒について後ろめたさを感じた事がある。
で、3点以上が該当するという。
性別差があるのは、男女で症状の現れ方が違うからだそうだ。
症状的には、コントロール不能(飲む時間、飲む状況、飲む量)となること。常にアルコールが身体にあるような状態だと、数時間毎に飲む癖になる。これを連続飲酒という状態で、これは、全てのアルコール依存症患者に該当するという。
連続飲酒の兆候としては、
・朝からの迎え酒
・大事の用事の前に飲む
・飲んでは寝るの繰り返し
・酒を小分けにして持ち歩く
・仕事の合間に飲む。
こうなってくると、神経細胞がアルコールが無いと働かない状況になる。つまり、アルコールが無いと働かない状態となる。アルコールが無くなると離脱症状が現れる。
離脱症状は、
・手や指が震える
・汗を異常にかく
・激しい吐き気、嘔吐、下痢
・睡眠障害、幻覚症状・意識障害
・てんかんの発作
悪影響としては、健康、家族、社会に悪影響を与えるので、出来るだけ早く対処するのが大事なのだ。WHOはアルコールが60以上の疾病に影響するという報告を、、、肝機能障害としては脂肪肝、肝硬変、高血圧、すい炎、糖尿病、食道癌、不整脈等の心臓病にも影響するという。更には脳にも影響し、脳の萎縮が現れて頭蓋骨と脳の間に隙間が生まれるという。つまり、アルコールは脳の神経細胞を壊す働きがあるという。社会への悪影響としては、暴言・暴力、事件・事故、飲酒運転、自殺、経済的な損失といったもの。
ということで、よい事は一つもない。心当たりがあれば、まず疑う。これが大事なのだ。
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