肩の痛みのタイプ
ここ最近、自身も肩の不具合情報に敏感。ということで、肩の痛みについてまとめてみた。
で、肩の痛みの原因は、大きく分けて三通り、、、
・五十肩
関節包が炎症するのが原因、傾向的には50歳代に発症がピーク。男女差は無い。
・石灰沈着性肩関節周囲炎
腱板に石灰がたまり、炎症。40~50歳代に多いが、女性に多い。
・肩腱板断裂
腱板が断裂して炎症。年齢と共に発生頻度が増す。傾向的には喫煙者に多く、重い荷物を持つ仕事に従事する人にも多く発症する。利き腕に出やすい。
症状的には何れも似ている。共通症状として、突然激しく傷む、腕の外側が痛む、腕を動かすと痛む、痛みで夜も眠れない、、、そんな感じ。
病院の診察では、視診を行うが、腱板断裂の場合は、悪い方の肩だけが痩せているとか、凹みがあって、凹みを抑えると痛むといった事で判断する。五十肩では、内旋、外旋が出来なくなる。
画像診断が判りやすい。石灰沈着性肩関節炎では、石灰が原因故に、エックス線画像が有効。五十肩では画像診断では検出出来ない。肩腱板断裂の場合は、MRI画像で腱板の剥がれ顕著で判りやすい。
肩が痛むと症状は似ているのだが、実はどのパターンかハッキリしない。それ故に、医師の診断を受けて、原因はどのタイプの怪我か?を明確にする事が大事ということ。
対処法を誤ると、痛みの長期化、悪化を招くそうだ。
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