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2014年4月25日 (金)

入社試験担当、やっと終わりました。

ここ十年、面接やら何やらで春は忙しかったのですが、この春からお役御免となりました。めでたし、めでたし♪

自分が参加するまでは、面接では社長、総務部役員、管理職が中心で面接は行われているようでした。

彼らの質問は、基本的には、将来の夢、何がやりたいか?どんな部活?バイト?というノリが多く、その他は、居住地、出身高校で近所に誰々を知っているか?とか、履歴書からアドリブで質問するノリでした。
筆記試験では、知能テスト、簡単な時事問題に関する説明を書かせる問題のみで専門性を問う事はありません。

最初に参加した時は、こんな準備無しのアドリブで受けに来る人の勝負に対峙するの?というのが、偽らざる気持ちであり、これで判定なんて有り得ないと思っていました。

それ故に、自身が参加した、この十年は、経歴書を全て前もって読んだ上で、専門性について、得意分野、科目、理系ならば実験、卒論のプランであったり理念であったり、そういった分野を聞き、女子社員であれば、経歴の上でアピールしたい箇所を探り、自身をアピールする機会を極力与えるという考え方で接しておりました。それ故に、準備には数日を要し、受験者全員に個別に応じた質問を投げ掛けるようにしてきました。

しかし、最近は、そういう見方で人選しても、人選した人達が入社後に過ごす風土というのは、人選の際の判定基準を活かす環境が備わっていないというジレンマを常に抱えており、それが或る意味、負担に感じていたのも事実です。定めた選考基準というのと、入社後には選考基準を満たす資質を活かす環境が存在しないというのは、選んだ側としては非常に申し訳ないという気持ちになるものです。

ということで、自分が選考するのであれば、その資質を活かす環境を整えるのが必須なんですが、残念ながら、組織環境を動かす程の力は無い訳です。

で、最近は、選考するなら、この組織環境を良しとする人が持つ選考基準で選ぶ方が良いという思いがあり、出来れば選考担当から辞退したいと考えていた訳です。
今回、やっと選考担当から外れましたので、選考した人に対しての申し訳なさというのは、大きな負担に感じていましたが、少なくとも、今後は感じなくて済みそうです。良かった、良かった。肩の荷が下りました。

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