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2014年5月25日 (日)

スポーツ外傷による膝痛

今迄は、肥満とか加齢が原因の話だけど、最後はスポーツ外傷について。これは誰にでも起こりうる話だ。
スポーツによる怪我による膝の負傷。ジャンプ、着地、急な方向転換、身体の接触等で起こるのが半月板損傷、靱帯損傷、スポーツとしてはサッカー、バレー、ラグビー、野球といったスポーツで見られる。
半月板損傷とは、骨と骨の間の半月板組織だけど、これは三日月形状した組織だが、重要なクッションとしての役割を有している。この半月板が大きな荷重によって裂け目が生じる症状。半月板に沿った剥離とか、中央部を横断するような裂け目だったりする。前者のような症状だと半月板のロッキングといった状態になる。このような状態では膝が完全に曲がらない、伸びないといった状態になる。重度の損傷によって変形性膝関節症に移行する場合もある。治療としては関節鏡手術で、数日の入院がhじつよう。快復は1~2ヶ月で軽い運動は可能だけど、本来のスポーツを行うには3ヶ月以上(半年~1年)を要する。リハビリとしては少しずつ関節を動かす軽い筋力トレーニングが必要ということ。
靱帯損傷では、骨同士を安定させるために付いているのが靱帯。この内、内側側副靱帯がダメージを受けやすいそうだ。この場合、3~4日は冷やして圧迫、曲げ伸ばし、筋トレで治療を行うそうだ。前十字靱帯も痛めやすい靱帯だが、スポーツ動作で切れる事があるそうだ。靱帯が切れると骨の安定が悪化する。症状としては、出血するので赤く腫れるそうだ。この場合、3~4週間で普通の生活が可能となるのだが、実は靱帯は切れたままなのでスポーツの再開で半月等を痛める場合がある。正規の治療としては再建手術が必要で膝蓋腱を移植する方法等が必要。移植を行えば元の靱帯と同じようになる。入院期間は7~10日、三ヶ月でジョギング開始、スポーツへの復帰は最低で8ヶ月以上とのこと。
このようなスポーツ外傷の予防は、基礎練習で基本動作を身に付ける事、準備運動を十分行う事、疲労が蓄積している時は無理をしない事ということ。
大事なのは、外傷を受けて安静を続けて動かない状態を継続すると、ホントに動かなくなるので、徐々にでも動かしてリハビリを続ける事が大事だそうだ。
加齢による膝痛よりダメージが大きく、長引きやすいので、予防を意識して準備運動+基礎体力強化を忘れない日常生活が大事だ。

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