突然死
医学的には、症状が出て24時間以内に死亡すること。年間10万人にも及ぶという。この内の6割が心臓異常が引き金だそうだ。多くは、心筋梗塞、虚血性心不全をを含む虚血性心疾患。虚血とは、動脈硬化などにより心臓の筋肉への血流量が減り酸素不足となった状態で、心筋の一部が壊死していれば心筋梗塞と診断される。これで一番怖いおは、寝室細動という不意整脈を合併すること。これは、右心室、左心室が毎分200回以上の振動を伴う痙攣状態に陥ること。これで脈打ちが失われる状態。予兆としては、一瞬ふらついたり、数秒間の意識を失ったりの経験が一度でもあればリスクを有するそうだ。元気な人でも起こりうる話。こうなると、AED等で脈を正常化しない限り事態が悪化するそうだ。
そんなAEDだけど、活用率は3.7%に留まる。しかし、AEDを使ったら、その4割が少なくとも一ヶ月は生存し、さらに、その85%は社会復帰出来たという。
心停止では、電気ショックが1分遅れると生存率は1割低下するそうなので、AEDは積極的に活用するのが良いとされている。
他にも、心臓の弁に異常が生じる弁膜症のせいで息切れが起こっているのに、単なる加齢による勘違いで急に倒れる場合もあるという。これにも注意が必要とのこと。
生命を脅かす様々なリスクがあるようだ。注意が必要。
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