やっぱ、脚の筋量は重要。
NHKの『明日はどっちだ』で、女子競輪を目指す選手が紹介されていた。競輪学校に入る同期生の中で、唯一の運動経験無し、大学工学部、ミスコンの準ミスの女性の方の話。競輪を志して、身体作りを行った結果、一年で体重が48kgから67kgに、胴回りが90cmオーバー、太股が携帯電話三つ分の幅になったとか、、、
で、最初の1000m計測では、並み居る運動経験者に割って入り、自転車競技者に次ぐ五番手のタイムを叩き出す!
トラックでのスピード、やはり、筋量勝負で太股の筋肉なんだろうけど、作った身体で得たタイムは、柔道、スケート、バレーで頂点を極めた選手を上回る!
素晴らしい。
先日、仲間内とのサイクリングで気になったのは、参加者の脚の細さである。非常にスリム。そこそこの速度で持続的に運動するだけなら、脚の筋量は、それほど重要でない。心肺機能、循環器機能が大事だけど、、、、巡航可能な最高到達速度とか、或いは、激しい向かい風を切り裂いて達する巡航可能速度、巡航状態から一気に加速する瞬発力となると、、、、そもそも、抵抗に打ち勝つ出力が絶対的に必要。つまり、筋量は何よりも重要である。で、そのサイクリングでの帰路の向かい風の中の話だけど、そういえば、少々の下り勾配ながら向かい風で45km/h巡航が出来る人は居なかったし、太田川橋以南の川土手で向かい風でオーバー30km/hで帰還出来る人は居なかった。実際、太田川橋で別れて、市内のショップに到るのに要した時間は、自分が25分、ショップで待った時間が20分、距離で13kmほどである。恐らく、走行速度は20km/h以下だろう。
やはり、負荷に勝って速度を保つには、、、、大腿の筋量、脹ら脛の筋量、ハムストリングスの筋量、、、これは大事だ。自転車では全身の筋肉を使わないのが良い!的な事を言う人も稀に居るが、筋肉が少なくて重たい体重よりも、各所に筋肉を付けて絞った身体で、疲労度に応じて乗り方(=筋肉)を変えて疲労を分散させて乗る方が、ロングライドでは正解というのが持論だ。
サイクリングでの休憩ポイントでは、細い脚にイイな!って思ったけど、、、、やはり、太い脚の方が良いな。
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