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2014年6月 6日 (金)

トヨタの新エンジン、、、

雑紙やネットの評論家中では悪くない評価のヴィッツ系のトヨタの新エンジン、確かに、スペックを見ると時代のトレンドに乗ったスペック。悪くないとは思うけど、評論家の皆さんが褒め称える程のモノでも無いというのが正直な感想。
っていうのは、そこに見られる技術は、マツダ、ホンダが数年前に発見して実用化した技術の焼き直しにしか見えないのが実際だろう。
先行企業が発見した現象を得るためのデバイス全てが特許化出来る訳ではない。当然、既存技術の積み重ねで新しい現象を制御しているのだろう。そして、その新しい現象というのは、それさえ判れば既存技術を組み合わせれば再現出来るモノというのも事実だろう。

つまり、トヨタの新エンジンというのは、先行二社が存在しなければ存在しないモノとも言える。

技術というのは、大事なのはオリジナリティ、そして、そのオリジナリティがトヨタによって普及が加速して普遍化しつつある訳で、トヨタが重い腰を上げて普遍化の対象となるような現象を着目したという点で、やはり優れているのは、その現象を実用化して世に知らしめたマツダでありホンダだろう。

日経ビジネス等では、トヨタの底力なんて持ち上げているけど、多分、評論社は理系では無さそう。

大事なのは、オリジナリティなのである。オリジナリティというのは常識を打破するために組み上げる新しい論理、その論理が具現化できてこそなのである。

日本の自動車メーカーを見ると、ホンダ、マツダというのは発明、発見系、トヨタというのは、それを利用する側という感じ。
トヨタはキライではないが、どうもオリジナリティに欠けるというか、スピリッツに欠けるというか、そんな印象が強い。

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