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2014年6月13日 (金)

デミオ、ガソリンモデルは?

従来モデルの発売時期から読むと、7月か8月だろうか?
ディーゼル1.5Lのスペックが発表されて、ディーゼルデミオへの期待が高まるようだけど、実は、ガソリンエンジンモデルが狙い目なのかもしれない。
既存デミオは1.3Lで25km/Lを達成している。今度搭載されるガソリンエンジンは、1.3L、1.5LともにスカイアクティブGと称されるエンジン。
1.5LのスカイアクティブGは1250kg級のアクセラで19.6km/Lを達成している。旧モデルでは15.6km/Lだから30%改善である。
アクセラでは2LのスカイアクティブGで旧モデルで17.6km/L、現行で19km/Lで10%の改善である。同じエンジンを搭載したアテンザ2Lでは車重が100kgチョイ重い1430kgで17.4km/Lだ。
となると、スカイアクティブ車ではモデルチェンジする事で10%強の燃費改善だとすれば、フルスカイアクティブ化すれば30%の改善である。同じパワープラントで重量増減比率に連動して燃費も変動している。
となると、1.3Lモデルは、恐らく最低でも27.5km/Lを達成するだろうし、1.5Lモデルではアクセラ比で10%以上軽量なボディに積まれるとすれば、22km/L以上として登場するのかも知れない。1.5Dモデルは、アナウンスから想像すれば、既存ガソリン車以上、ハイブリッド未満ならば32~33km/L辺りを狙ってきそうだけど、果たして、競合ハイブリッド車より低価格に抑えられるか?というと、簡単では無いかも知れない。

現実的な売れ筋というと、やはりガソリンエンジン車だろう。但し、1.3Lで27.5km/L、1.5Lで22km/Lではインパクトが薄く、ガソリンエンジン車が売れて初めて台数が稼げるクラスであり、そのガソリンエンジン車が売上に大きく貢献するようなインパクトを考えると、1.3Lで30km/L、1.5Lで25km/Lあたりが公称できるレベルに到達できるか?が鍵のようにも思える。その為の飛び道具は何か?それは、1.3L、1.5Lにi-ELOOPが採用されるかどうか?だろう。これが、燃費改善で10%を狙えるという公称に従えば、1.3Lで30km/L、1.5Lで25km/Lは現実的に狙える数字のようになる。この辺り、期待してみたいものである。

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