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2014年6月15日 (日)

五十肩診療

フローズンショルダーなんて言われる状態にもなる。診断としては、肩関節周囲炎。痛みに加え、肩関節の内部が部分的に癒着して動きが制限される『拘縮』、『凍結肩』という状態にまで悪化することも。この状態では、肩関節の稼働域は殆ど無い状態だそうだ。
このような肩の不具合発見に超音波が活用され始めている。本来、腹部臓器のような身体深部の状態をチェックするものだが、最近は浅い領域でも鮮明な画像が得られるようなったそうだ。
リアルタイムの動画で体内の様子が観察出来、腫れた箇所の内部がどうなっているか?動かすと如何に変化するか?が一目瞭然であり迅速な診断に効果を発揮しているという。
超音波は骨のような硬い組織観察よりも筋肉、靱帯といった軟部組織観察に適しており、肩関節のような軟部組織に起きる病気治療に適しているそうだ。更に、画像を見ながらピンポイントで注射等の治療が出来るので精度の高い治療が可能だという。
詳細な観察が超音波で可能となったことで、肩痛の原因が腱板の部分断裂が原因だということが判ってきたそうだ。
工業技術の発達は、医療精度の向上にも寄与しているという話。

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