フレーム交換、完了しました。
週末、土日雨でピスト実走はDNSでした。で、日常運動を繰り上げて行い、午後以降は暇、、、、ということで、調達したフレーム、フォークにヘッドパーツを調達して組み付け、日曜日にBSロードフレームに組み付けてあるパーツ類の移植作業を行いました。
細かい作業で滞る箇所は何カ所かありましたが、無事に組み付け終了です。
組み付け前の新フレームは、本体重量が1.67kg、フォーク重量が800gです。これにヘッドパーツを組み付けてコラムをカットして、所謂フレーム状態の重量は2.4~2.5kgでした。重量的には、レイノルズ531SLで組んだ小林ロードフレームより若干重いですが、十分以上に軽量なスチールフレームです。フレームパイプを爪で弾いた音は、周波数の高い音で薄肉であることが伺えます。シートパイプ径は27.0mmであり、パイプ端肩肉が0.8mmです。なお、BBシェル下部には肉抜き加工が施され、各ラグはロストワックス性ラグが用いられています。工作は、ブレーキワイヤーはアウタートンネル式、シフトワイヤーガイドはBB下へのパイプロー付け、カンパ仕様のWレバー台座、エンドはシマノEFエンドです。元々、調達したフレームは上に塗装する前段階の状態で、込み入った部分へのメッキは殆ど掛かっていない状態です。それ故に、錆び対策が必要で、シートピン下、ハンガー後側はクリア塗装を行って気休めかもしれませんが防錆対策を講じています。
因みに、BSロードフレームでは弾いた音は低い音で肉厚さが伺えますし、シートパイプ径は26.8mmで所謂普及価格帯の電縫管のクロモリプレーンパイプであることが判ります。このパイプはユーラシアクラスのフレームと同等品で、実際にユーラシアスポルティーフとは、プレスラグ、シートポンプペグの小物は共通品です。肝心のフレーム+フォーク+ヘッドパーツの重量は3.5~3.6kgであり、新フレームとは1kg強の違いがありました。
なお、フォークば別途調達し、CP仕上げのベンドフォークです。現在、通常ルートで入手可能なフォークはVIVAのフェンダーステーの取り付けダボ有りのユニクラウンフォークか、GIOSの2011年モデル用オプションフォークの二択です。VIVAのフォークは論外で、GIOSのフォークはクラウンが独特で如何にもGIOS用を流用調達した感じで今一です。
色々探した結果、許容範囲のJISスレッドフォークを見つけ調達しましたが、ブレーキ取り付け穴はφ6mm貫通穴であり、沈頭ナットを取り付けるために後側の穴をφ8mmに拡大する加工を施しています。コラム300mm状態で800gでクロモリフォークにしては軽量なようですが、ブレードパイプが比較的太いのが今一です。昔のタンゲのフォークが欲しいところです。
今回の載せ替えでは、リアブレーキアウターを交換するために、バーテープの片側の巻き直しを行った事くらいで、他にはシートピラーをφ26.8mmからφ27.0mmに交換したくらいです。シートピラーは、今度はオフセットゼロのピラーで、実質シート角を以前より立てており、DHバーによる前傾前乗りポジション向けに変更しています。φ26.8mmのDURA-ACEのピラーは、ユーラシアスポルティーフに移植しました。
これで、実用ロードは組み換え完了です。今回のフレーム交換では、BSロードの重量に対する評判が今一で、それが発端としていますが、実際は、自身の中でカラーリングに敢えて拘るならば、、、ということで、選んだモノです。旅行車系ではグリーンメタリック系、ピストでは白系、ロードではメタル地系というのが好みのカラーです。そういう点では、今回の入れ換えで、愛車のラインナップのカラー構成は、ほぼ理想状態となりました。完成した状態でラックに吊しましたが、メタル地のステンレスロードと並び、CP仕上げのロードもカッコイイものです。イイ感じのディスプレーです。
乗ってはいませんが、、、恐らく、乗り味や操縦性の違いは判らないと思います。どれ乗っても一緒、、、、そんな感じです。
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