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2014年6月24日 (火)

鉄フレーム

先日、主に150km以下の日帰りショートサイクリング用に、BSのロードフレームをオールCP(クロムメッキ)に交換した。で、ヘッドパーツを組み込んでフォーク+フレームの重量で比較すると、BSロードフレームが3.5kg、CPフレームが2.4kgである。因みに、531SLで組んだストックの小林フレームが2.2kgだ。これ、結構軽い。
因みに、ラングスターのカーボンフォーク+A1アルミフレームで2.0kg、カーボンフォークと併せたCM-1000が2.6kg(ノーマルの鉄フォーク仕様のCM-1000は3.1kg(3065g))だ。
確かに、、、結構、違うモンである。鉄フレームでも、フォーク込みで2.5kg以下が可能であり、BSロード、ルマン・スポルティーフの3.5kgオーバー級と較べれば1kg以上も違う訳だ。
因みに、重たいフレームは、前三角クロモリ、その他はハイテンという構成。そして、クロモリプレーンゲージ、電縫鋼管である。これは板材を曲げて接合部の部材自体を溶かして溶接して鋼管に仕上げるモノ。
軽いフレームは、シームレスの引き抜き鋼管で、プラグ引きで鋼管中央部の肉厚が薄くなり、鋼管端部の肉厚が厚くなっているモノ。端部肉厚で比較すると、電縫鋼管では0.9mm厚、バテッドチューブでは端部が0.7~0.8mm、中央部が0.5~0.6mmでパイプ比重が同じだとすれば、重量は-30%程度となる。肉厚比は中央部で-40%にも及ぶから爪で弾いた時の音は全く違うので直ぐ判る。このような薄肉フレームは加熱で簡単に高温化して溶接部が変性するので、低温で接合できるラグ組みロー付けフレームは鋼管製薄肉材のフレームには必須の工法だと言える。ロー付けとは異なる溶接による接合は、対象材料が或る程度の肉厚があるものが適しており、そういう意味で、チタン、アルミ、通常の鉄には適している。
カーボンフォーク+アルミフレームなら1.5~2.0kg、カーボンフレーム車ならば700g以下というのもあるし、1.0~1.6kg辺りが多いようだ。
但し、個人的には、3.5kg強のBSロードフレームで組んだロードに乗ってヒルクライムとかしても、別にハンディ感を感じる事もないし、全く不便は感じなかったのも事実。それ程、拘る必要が無いとは思うのだが、、、、趣味の道具として考えると、選択は変わるモノ。自身、やはり永遠の材料ということで金属フレームが好み。

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