フロントバッグサポーター
ユーラシアのフレームには、ステムに日東パール、これにVIVAのアルミバッグサポーターをオフセット装着して犬印の中型フロントバッグを搭載している。
結構イイ纏まりである。
で、東叡スポルティーフでは、ステムに日東ハイクラウンで、ナショナル自転車製の籐製フロントバスケットを装着しているのだが、こちらにはバッグサポーターは無しだ。
本来、ユーラシアに装着しているVIVAのバッグサポーターを使う予定だったけど、ハンドルバーのクランプボルトの角度の関係で、ハイクラウンステムには良い位置で固定するのが難しく断念している。
フロントバッグの積載は、フロントキャリアの上に載せてハンドルバー或いはバッグサポーターで固定する。これが昭和スタイル。
26インチのランドナー系の場合、キャリア座面~ハンドルバー迄の距離があるので大きめのカバンを載せる事が可能だけど、27インチ或いは700Cのスポルティーフの場合は、キャリア座面~ハンドルバー迄の距離は短いので、当然、カバンは小さめ限定である。
まぁ、スポルティーフの場合、荷物は小さくというのが王道だから問題無いと言えば問題無いけど、スポルティーフで長距離の冒険サイクリングとなると積載能力をアップするために大きなカバンを載せたくもなる。
しかし、ハンドルバー位置が低いので大きなカバンの固定は困難なのである。そんな困難を解消するのに何が良いか?
一般のフロントバッグサポーターでは、ステムのクランプボルトから下くぐりでサポートバーが出ており、ハンドル位置より低めでベルト留めする構造で大きなカバンを載せるためのものではない。
大きなカバンを載せるには、カバンのベルト留めをハンドルバーより上部で行う必要がある。で、この機能を得るには、最近のサイコンやライトを固定するため
のアダプターバーを利用するのも一つの方法。ハンドルバーでクランプして装備固定用のパイプを好きな位置にセット出来るものだ。これをハンドル左右に利用してやり、アダプターバーをハンドルより高めとなるようにセットすると、、、、固定ベルトが高い位置にある背の高いフロントバッグを積載する事が可能だ。
この度、東叡のスポルティーフに載せている籐籠を載せて手との緩衝を防ぎ籐籠をしっかり固定するために、今はGIZA PRODUCTのライト、サイコンアダプターのアルミ地の奴を2つ付けて、それをサポーターとして使ってみた、、、ただし、あまりカッコイイ物ではない。
やっぱり、昔ながらのサイクリストからすれば邪道かもしれない。この類の自転車に、サポーターを装着するとなると、極力シンプル、極力コンパクト、極力目立たずとしたいのだけど、ハイクラウンステムと併せるには、恐らく、ワンオフで製作するしかないか?と思ったりしている。まぁ、構造自体は難しくないので、溶接構造だろうが、組み立て構造だろうが製作は可能そう。近々、メッキ不要なステンレス材を加工して製作してみたい。
| 固定リンク
コメント