シートポスト
基本、ホリゾンタルの金属フレームが好み。ロードバイクとしても、ツーリングバイクとしてもである。
但し、同じホリゾンタルの金属フレームであっても、ロードバイク用として調達する場合は、サイズ的にCT長で小さめの車体を選ぶ事が多い。
一番の理由は、サドルポジションからハンドル位置を下げる落差を確保するためだ。サドルトップから-50mm以下の位置にステムを配置しようと思えば、シートポストをある程度付きだした状態が必要だからである。
一般にロードバイクの場合、高い前傾度で乗車する前提なので、シートアングルは立ち気味なモデルが多い筈だけど、このシート角っていうのは、フレームをパッと見て解るようなモノでもない。
ということで、ロードフレームを選ぶ時、小さめサイズを選んだら、前傾度の高い前乗りが出来るように、シートポストはセットバックゼロのタイプを調達する事が多い。
因みに、セットバック量で10mm程度違えば、シートアングルで0.5~1°相当は違う。勿論、シートレールのクランプ位置をずらしても対応できるけど、座面の弾力、変形を考えると、シートレールの中央付近でクランプするのがベストであり、恒久的にクランプ位置をずらして使うのは好みでない。
で、このセットバックゼロのタイプのシートポスト、多くは、前後二本留めの場合が多いが、この二本のボルトの締め具合でトリムが微調整出来るのが好都合。
前傾度に併せてトリムを微調整するっていうのは結構重要なのだ。
一本締めのポストが多いけど、ラッチ間隔でしか調整できないタイプよりも無段階で調整できるタイプは少ない。無段階調整可能な一本締めのポストは結構高価だったりするけど、二本締めのタイプは案外安価だったりする。安価で調整も楽。結構お奨めである。
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