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2014年7月22日 (火)

自由形

最近は、土曜日の夜に息子に水泳を教えるため、プールに通っている。
頻繁に行っている平泳ぎでは意識する事が無かったけど、子供に教えるのはクロール、、、で、脚の動き、手の動きだけを教えるために、ばた足のみ、手のみで泳いでみてビックリ、、、現状、ゆったりと手のみで泳ごうとすると、完全に脚が沈む、、、バランスを取るために、或る程度のばた足が必須な状況、、、、
昔は脚の動きなんて殆ど無しで進んでいた筈だけど、相応に煽らないと水平が保てない。
で、更に空気を肺に溜め込む空気の量で身体が浮くかどうかのテストを行うと、、、更にビックリである。目一杯吸い込んだ状態では浮力を維持できるけど、20%程度掃き出しただけで沈没である、、、、仰向けだろうが、うつ伏せだろうか変わりなしである。
恐らく、下半身は相当に重たいのだろう。
太股の周長は64cm、脹ら脛の周長は40cmである。超音波式の皮下脂肪厚さ計測では、下肢部は最大でも4mm、殆どが2~3mm、、、つまり、脚の太さの殆どが筋肉である。筋肉の比重は1.1、脂肪の比重は0.9、骨が2.0である。何がどうなろうが、比重が1以上なら沈む、未満なら浮くのである。実際、プールに限らず、風呂だろうが何処だろうが、脚だけ、腕だけで浮き具合を調べると、浮く事何て有り得ない。力を抜いて弛緩させた状態、つまり容積が少し増えた状態でも浮く事はないのである。
楽に泳ぐためには、少なくとも、弛緩させた状態で比重を水と同じ1.0程度となるような状態でなければ厳しいかもしれない。
ブレストの場合、ストレート泳法であっても動作的に上下動が残る。ブレスして肺を拡げた状態から前進時に僅かに沈むけど、息を吐きながらで沈みながらストリームラインを保つ、そして、プル動作+煽りで浮上の繰り返し、姿勢をフラットに保ち続ける状況は案外少ないので気付かないだけ、、、右手入水で、左足のキック、、、ストロークを減らすと、キックの回数も減る、その減らした頻度でフラットな状態が作りにくいというパターン、、、速く動作させる場合は、浮かないイメージは消えるけど、ゆっくり動作すればする程に、浮かないイメージが強くなる、、、、この辺り、恐らくコツがあるのだろう。

土曜夜の子供水泳の際は、この辺を意識しながら自分の泳ぎを再構築するのも楽しいモノ

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