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2014年7月15日 (火)

骨粗鬆症予防

人間の骨は、大方十年程で、成分が完全に入れ替わる。骨は、疲弊したり損傷したり古くなった部分が、破骨細胞によって分解される。そして、その一方で骨芽細胞によって生成される。この細胞の活動の不均衡によっても、骨密度の低下を招く骨粗鬆症に到る事がある。
この細胞の不均衡となりうる因子は他にもあるが、この不均衡が骨密度の低下による骨粗鬆症によって生活に重大な影響を与えている。一般に、更年期以降の女性にリスクが高まる症状だが、実は、男性でも女性の1/3が、その症状に悩まされるという。
このリスクを助長する因子は、体型(肥満)、運動習慣、喫煙、食事、飲酒があるが、このような骨粗鬆症に悩まないように予防的な生活を行うには、活動活力が失われる程の肥満に陥らないようにする事、更には、屋外で紫外線を浴びた状態で毎日最低30分程度の運動を行う事、そして、ビタミンK、D類を摂取する食生活と、過度の飲酒を酒、喫煙行為を止める事だそうだ。
骨の生成を促す行為としては、骨に負荷を加える運動を続ける事と、紫外線下で運動する事が大事であり、適切な食生活を行いつつ、屋外で運動するという、在り来たりの活動が一番重要だという事。これは、癌、生活習慣病、認知症等々全ての疾病に対して有効な愛作であり、骨粗鬆症に限らず、健康を保つためには、適切な食生活を摂りながら、運動を行うということが非常に重要であるというのが興味深い。
因みに、骨粗鬆症と診断を受けた状態で、薬剤を処方中の状態において、市販のサプリでカルシウム、ビタミン類の摂取は、過剰摂取となり逆に悪化を早める場合もあるので、医師の診断を仰ぐべきとの事。

BSジャパン、『朝の健康』でのネタだったけど、結構役立つ。

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