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2014年7月 2日 (水)

昭和の中学生向けスポーツサイクル

 と言えば、ロードマンだろう。素の状態にオプションパーツを加えて、好みの形を作るというのが売りだった筈。初期のロードマンはBSお得意のダイキャストフレームというもの。独特で、シートポストが臼式という特殊な構造。リムは鉄~ステンレスという仕様で、小学生向けジュニアスポーツ車のヤングウェイシリーズと基本的な部分では同じ。
 このクラスは各社からリリースされており、タムタムロード、カリフォルニアロード、ロードエース、フェザーコンポ等々似たようなモデルがあった。価格は年度にもよるけど、49,800円時代が比較的長かった。この時代、上位のユーラシアが57,800円とかの値付けだ。 最近では、このロードマン系をランドナーとかスポルティーフなんて言っているけど、そういうジャンルに細分していたのはユーラシアクラス以上で、ロードマンは、ランドナーとかスポルティーフとかの細分化されたモデルとは異なる。ドロップハンドルのジュニアスポーツ車という立ち位置で、中学生の通学自転車というスタンス。もっといえば、市街地走行に耐えうる頑丈さを兼ね備えたドロップハンドルの自転車。スポルティーフとかランドナーというよりも、ロードマンタイプって方が通りが良い。
 で、この街中走行で耐えられるドロップハンドルの自転車は、今なら何に該当するか?って見渡すと、、、ドッペルギャンガーとかと重なって見えたりする。最新のドッペルギャンガーの424ってモデル、価格も29,800~37,600円程度で安価ながら街使いでは十分っぽい。

http://www.doppelganger.jp/product/424/

昔ロードマンに憧れた世代で、ロードマン止まりだった昔の少年が、再度自転車に乗るなら?って見渡して見付けたら、もしかしたらグッとくるかもしれない。
そういう世代の人って、今の普通のクロスバイク見ても、泥除け無いから、、、とか言いそうだし、昔の価値観でみると、現代のクロス、MTBは恐らく失格。更に、当時、ステップアップしてセミオーダーで組んだりしていた人的には物足りないかも知れないが、そういうのは少数派であり、当時の多数派でロードマンな人には、ノスタルジーを刺激しそうな構成+価格帯だ。今の五十前後世代には結構嵌りそうだ。

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